6月といえば? 風物詩・行事・食べ物・花など一覧で紹介
6月といえば何? 6月の風物詩を豆知識と一緒に紹介。また、行事、食べ物、花を一覧形式で紹介します。6月のイベントをめいっぱい楽しむため、チェックしておきましょう。
6月は梅雨のイメージが強く、どこか鬱々とした印象を持つ人が多いかもしれません。
でも、視野を広げれば紫陽花やジューンブライドなど、6月ならではの明るい風物詩が多いことも事実! 憂鬱な天気に負けない楽しみを見つけて、気持ちごとリフレッシュしていきましょう。
今回は、「6月といえば」をテーマに風物詩・行事・食べ物・花などを紹介します。6月らしいイベントやグルメを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
6月の風物詩とは?
まずは、6月ならではの風物詩を紹介します。
じめっとした印象の強い6月ですが、特徴はそれだけではありません。さっそく風物詩をチェックしてみましょう。
(1)梅雨
6月といえば、まずは梅雨を連想する人が多いでしょう。
1週間ずっと雨が続くという年もあり、なかなか晴れ間が見えない毎日に気持ちまでじめじめしてしまうことも……。
湿気により蒸し暑さが増す、洗濯物が乾かない、カビや結露が発生しやすい、食材が傷みやすい、などネガティブなイメージが強いことが特徴かもしれません。
また、湿気の影響でヘアセットが崩れるなど、おしゃれを楽しみにくいことも懸念点。
とはいえ、かわいいレインブーツを履いてみたり、雨の日の紫陽花を楽しんだり、梅雨を満喫する方法もあります。梅雨を理由にして、たまには部屋でおこもり休日を過ごすなど、自分なりのリフレッシュ手段を見つけていきましょう。
(2)ジューンブライド
ジューンブライドは「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味する言葉であり、6月に入籍・結婚式をすると幸せな結婚生活が送れると言われています。
もともとは6月(June)の語源となった結婚の神「ユノ(Juno)」からきた概念であり、ユノの加護があるため6月の結婚が望ましい、とされていました。
ヨーロッパでは、6月の気候・気温が安定していること、農作業の閑散期であることも影響しているのだそう。日本における6月は梅雨と重なることも多いですが、暑くもなく寒くもなく、これまたちょうどいい時期なのかもしれません。
結婚式のお誘いが増える可能性があるので、前もってご祝儀用の貯金をしておいても良さそうですね。
(3)父の日
6月の第3日曜日は父の日であり、父親に感謝の気持ちを伝える日として有名です。
母の日のカーネーションのように花を贈るイメージはないかもしれませんが、実は父の日には黄色いバラを贈るとされています。
黄色いバラの花言葉は「心からの尊敬」。一家を支える父親へ贈るには、ぴったりの花でしょう。他にも、「憧れ」「敬慕」を意味するヒマワリ、「親思い」「子としての愛」を意味するユリ、「親しみやすさ」を意味するガーベラなども人気です。
また、父親の趣味に合わせてお酒・食品・スポーツ用品・リラックスアイテムなどを贈る人も多いでしょう。
最近父親との会話が少ないと思う人は、父の日をきっかけに話すチャンスを作ってみてはいかがでしょうか。
(4)夏至
夏至は、日の出から日の入りまでの時間が最も長い日を指す言葉です。
「日が長くなったな」と感じることがあれば、夏至が近づいているのかもしれません。
毎年6月21日か22日頃になることが多く、変動もあるのでその年ごとにカレンダーをチェックしてみましょう。
夏至に特定の食べ物を口にする風習は広がっていませんが、地域によってオリジナルの文化があることも。
例えば関東では、焼き餅をつくり、残り半年も粘り強く生きられるよう祈願するのだそう。また、関西地方では田植えが終わった6月のタイミングで豊作を祈り、末広がりの「8」にあやかって足が8本あるタコを食べる風習が残っていると言われています。
気温の変化により体調を崩しやすい時期でもあるので、夏至を機に元気が出る食べ物を口にしても良さそうですね。
(5)てるてる坊主
晴れることを祈っててるてる坊主を作る人が増えるのも、6月ならではです。特に幼稚園や保育園では、園内の飾りつけも兼ねててるてる坊主を作ることが多いでしょう。
楽しみにしている予定がある日に雨予報だったら、童心に帰っててるてる坊主を作ってみても楽しそう。思わぬ効果があって感謝する、なんてことが起きるかもしれません。
(6)紫陽花
紫陽花は5~6月に開花して7月にかけて見頃を迎える花であり、ちょうど梅雨の時期に咲き誇っていることが多いです。
住宅街や駅前でも紫陽花を見かけられるので、普段何気なく通り過ぎてしまう場所でも少し観察してみるといいでしょう。
地域によっては「紫陽花寺」という別名を持つ仏閣があったり、紫陽花で有名な自然公園があったりするかもしれません。
紫陽花は青だけでなくピンク・白・紫など種類が多彩なので、カラフルな色どりを楽しむことができそう。梅雨はどんより薄暗い日々が続きますが、紫陽花の姿を楽しむことができれば気分も晴れやかになりますね。
(7)祝日がない
実は、6月は祝日がありません。学校や仕事の休みを期待している人は、カレンダーを見てがっかりすることもあるでしょう。
ゴールデンウィークが明けて憂鬱な気分が残っている時は、より一層つらく感じるかもしれません。
もともとは「山の日」を6月にするという案もあったようですが、結局はお盆と連続させやすい8月に移動したそうです。
イベントが少なくちょっと気が重くなってしまいそうな月ですが、6月を乗り切れば夏休みやお盆休みが到来! 少し先の計画を練るタイミングにすれば楽しめるでしょう。
▶次のページでは、6月の行事や食べ物、花を一覧形式で紹介します。