偽善者とはどんな人? 偽善者を見抜く特徴5つ
偽善者と呼ばれる人の心理とは?
偽善者と呼ばれる人は、なぜ上辺だけの親切を働いてしまうのでしょうか。ここからは、偽善者の心理について解説していきます。
(1)他人から嫌われたくない
偽善者は、「他人から嫌われたくない」という気持ちが強い人です。
誰でも嫌われることは避けたいと感じますが、偽善者はその気持ちが強い傾向にあります。
他人から嫌われたくないゆえに、その場だけの親切心を見せたり、とりあえず良い顔をしてしまったりするのです。
(2)周囲から良い評価を得たい
偽善者は他人からの評価を気にしており、自分に対して良い評価を持ってほしいと感じています。
そのため何でも知っているように振る舞ったり、独りよがりな親切を押しつけてきたりすることがあるのです。
(3)大きな悪気はない
偽善者はありがた迷惑な親切を押しつけてくることが多いですが、本人には悪気がないことも多いです。
決して「他人を傷つけたい」とか、「他人を貶めたい」という気持ちがあるわけでなく、ただ単純に「自分が良く見られたい」という気持ちが根底にあるだけなのです。
ただし、それによって他人が迷惑を被っていることには気がつかないため、結果として人から避けられてしまうこともあります。
(4)他人を思いやっているわけではない
偽善者は、一見良い人のように見えます。困っている人がいたら率先して助けようとするため、むしろ第一印象は悪くないのです。
しかし、偽善者は本当に相手のことを思いやって行動しているわけではありません。
「この人を助けたら自分の評価も上がるはず」といった見返りを狙って行動していることがほとんどです。
(5)自己中心的
偽善者は、「自分さえ良ければそれで良い」という人が多い傾向にあります。
善行を働いているのは、他人のためではなく自分のためなのです。そのため、自分の偽善によって他人が迷惑な思いをしていても気がつきません。
「自分の評価が上がるかどうか」ということだけを気にしている自己中心的な心理を抱えていると言えます。
▶次のページでは、偽善者にならないためにすべきことを解説します。