一年でもっとも金欠になりやすい月は?
安定的なお金のやりくりを目指していても、一年の中で支出の波が出てしまうことはありますよね。支出が多くなりやすい月をあらかじめ知っておくことで、先を見据えたやりくりのスケジュールが立てやすくなるかもしれません。そこで今回は、一年でもっとも金欠になりやすい月はいつなのか、アンケート調査しました。
一年でもっとも金欠になりやすい月
Q.一年でもっとも金欠になりやすい月はどれですか?
1位:12月……40.7%
2位:1月……20.2%
3位:3月……8.0%
4位:4月……7.1%
5位:2月……5.8%
6位:5月……5.8%
7位:8月……5.5%
※有効回答数339件。単数回答式、8位以下省略。小数点第二位を四捨五入
※四捨五入の関係で100%にならないことがあります
上位は年末年始の12月、1月
年末年始にあたる12月、1月が金欠になりやすい月の上位となり、半分以上を占めます。忘年会や新年会といった飲み会の外食費や、帰省する際の交通費などが金欠の大きな要因になると考えられます。また、出勤日数で収入が変わる派遣やアルバイト・パートなどの場合、年末年始の長期休みで収入が大きく減ってしまうこともあるでしょう。
年度をまたぐ3月、4月が次点に
年度の切り替えがある3月、4月も、年末年始を除いたほかの月より出費が多くなるようです。子どもがいる家庭であれば、卒業や入学の準備に伴う買い物が必要になることも。また、引っ越しや車検をこの時期にする人も多いでしょう。
金欠時の対処法
では、出費がかさみ、金欠に苦しむ月を、世の中の人たちはどのような手段で乗り越えているのでしょうか?
その時期はとにかく節約する
・「食費を切り詰める。商業施設に行かず公園などに行く」(女性/31歳/嘱託・契約社員/専門職(金融・不動産・医療・福祉系等))
・「嗜好品を控える。お菓子やコーヒーなど、なくてもよいものは一切買わないし、食べない」(女性/33歳/派遣社員/経営・コンサルタント系)
・「とにかくお金を使わないように、食事は家にあるものを利用。買い物に出掛けたときに急ぎで欲しいものかどうかを考え、なるべく支払いを最小限に抑えるようにしている」(女性/24歳/嘱託・契約社員/その他)
「今月は金欠だ!」と気付いて慌てて節約した、という経験がある人は多いのではないでしょうか。そんなとき、まず目を向けるのが食費。できるだけ自炊をしたり、嗜好品の購入を控えたりして食費を抑えるという人が多いようです。
臨時収入をつくる
・「旦那にバイトしてもらう」(女性/32歳/パート・アルバイト/販売職・サービス系)
・「不要なグッズをフリマアプリで売る」(男性/28歳/パート・アルバイト/販売職・サービス系)
・「ポイントサイトでコツコツ稼ぐ」(女性/28歳/正社員(一般事務)/秘書・アシスタント職)
今やネットで副業もできる時代。フリマアプリやポイントアプリを活用して収入を増やす、という人も少なくないようです。年末年始にお金が無くなりやすいという人は、大掃除の際に整理した不用品を売るのもよいかもしれませんね。
これまでのやりくりで乗り越える
・「これまでの黒字分で賄う」(男性/38歳/公務員・団体職員/その他)
・「金欠にならないようにボーナスをためておく」(女性/35歳/正社員(一般事務)/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))
・「実家への帰省の飛行機代など、前もってわかっている場合は、毎月積み立てをしておく」(女性/39歳/正社員(一般事務)/秘書・アシスタント職)
出費が多くなる月を予測して事前にためておく、という賢いやりくりをしている人も。金欠になりやすい月だけでなく、出費を抑えやすい月もあるはずなので、そんな出費の少ない時期に少し余分に貯金をしておくと安心ですね。
まとめ
今回の調査では、12月、1月に金欠になりやすいと答えた人が圧倒的多数でした。その時期に頑張って節約するのもひとつの方法ですが、出費を予測して計画的なやりくりをしておくと、飲み会や帰省を我慢せずに済むかもしれません。一度、年間を通してのやりくりスケジュールを立ててみてはいかがでしょうか。
(マイナビライフサポート編集部)
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※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2020年2月29日
調査人数:339人(22~39歳の男女)
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
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※この記事は2022年09月12日に公開されたものです