「金銭感覚がずれている」と思われる人の行動
人並みの給料をもらっているのになぜか毎月赤字になる……そのような人は、金銭感覚が一般的でないのかもしれません。金銭感覚がずれていると、なぜ赤字になるのかさえも理解できず、お金がどんどん出ていくパターンに陥りやすくなります。自身の金銭感覚のずれには早いうちに気が付いておきたいですね。今回は、「金銭感覚がずれている」と思う人の行動をアンケートで聞いてみました。自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
値段を気にせず買い物をする
・「ほしいものは値段を気にせずに買う」(女性/36歳/主婦/その他)
・「金額を気にせず、クレジットで買い物をする」(女性/34歳/正社員(一般事務)/専門職(金融・不動産・医療・福祉系等))
・「値段が高くても気にも留めない。値段を見ていない」(女性/30歳/パート・アルバイト/その他)
買い物のとき値段を気にしない時点で、「節約」や「倹約」という言葉が頭にないことが分かりますね。節約が必ずしも正しいわけではありませんが、生活に余裕を持たせたいのであれば、ほしい気持ちを抑えることも大切です。さまざまなものの値段を確認することで、「金額に見合った商品か」「この値段を出しても手に入れたいものなのか」など、考えるきっかけにもなります。値段のチェックは衝動買いの抑制にもつながるでしょう。
すぐにタクシーを使う
・「短距離でもタクシーを使う」(女性/35歳/その他/その他)
・「タクシーをよく使う」(女性/35歳/派遣社員/販売職・サービス系)
・「タクシーを頻繁に使う人」(男性/26歳/嘱託・契約社員/専門職(金融・不動産・医療・福祉系等))
荷物が多いときや目的地まで歩くのが困難なときには便利なタクシーですが、荷物も少なく、歩ける距離にもかかわらずタクシーを使う人は、「金銭感覚がずれている」と思われやすいようです。タクシーに限らず、少し我慢すれば済むことをお金で解決しようとする人は、「簡単にお金を使う人=金銭感覚がずれている」と捉えられてしまうのかもしれません。
平気でお金を借りる
・「他人にお金を借りることができる人」(女性/33歳/公務員・団体職員/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))
・「ローンを何口も組んで、引き落とし額が多くて生活が回らない。収入の半分以上を支払いに回すような生活」(女性/35歳/パート・アルバイト/専門職(金融・不動産・医療・福祉系等))
・「カードをバンバン使う」(女性/29歳/正社員(一般事務)/秘書・アシスタント職)
平気でお金を借りる人は、「お金のことを軽く考えている人」ととられやすいようです。金額の大きな出費を重く受け止めず、それゆえ罪悪感もなく、どんどんお金を使ってしまうパターンも。その結果、お金が足りなくなり、また借りてしまう……という悪循環に陥る可能性もあります。
まとめ
金銭感覚がずれていると、買い物や食事に付き合いきれないと思われ、周囲の人に距離を置かれてしまう場合もあります。上記のような行動をよくしている人は、早いうちに自分のお金の使い方を見直したほうがいいかもしれませんね。
(マイナビライフサポート編集部)
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※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2020年3月12日
調査人数:331人(22~39歳の男女)
※この記事は2022年09月05日に公開されたものです