アラサー女子が本気で厳選！　京都駅で買える“センスのいい”おみやげ5選

あたたかい気候が続き、外出制限なども解除される中、GWや夏休みに向けてそろそろ旅行の計画を考えている方も多いのではないでしょうか。久々の旅行、せっかくなら少しでも長く観光したいですよね！　でも忘れちゃいけないのが、おみやげ選びの時間です。

特に観光スポット盛りだくさんの京都は、ぎりぎりまで観光して京都駅に戻ってくる、なんてスケジュールを立ててしまうこともしばしば。

でもせっかくセンスのいいお店が立ち並ぶ京都に来たんだから、“定番のおみやげ”だけではない、ちょっとおしゃれでかわいいおみやげも気になります。

そこで今回は、取材で京都に向かったマイナビウーマン編集部員が、現地でとっておきのおみやげをリサーチしてきました！

どうせ渡すなら大事な人に渡したい

まずは作戦を立てましょう。今回は以下の4つに条件を絞り、その条件に合ったおみやげを厳選します。

当日はぎりぎりまで観光を楽しみたいので、時間がありません。京都駅構内または駅直結の施設で買えるものに限定します。そしておみやげなので「京都限定」にこだわりたい！

あと今ってテレワークで出社していない人も多かったりと、意外と“バラマキ系”のおみやげは必要なかったりします。そこで今回は、仲の良い友達や同僚、家族など、身近な大切な人に向けた“ちょっといいおみやげ”を厳選。また、友達とは旅行のあと少し時間が経ってからでも渡せるよう、食品の場合は日持ちするものを選ぶようにします。

京都駅でおみやげを買うならここ！

実は今回京都へ行った目的は、清水五条に新しくオープンしたホテルの取材をするためでした。

ホテルですてきな時間を過ごし、京都駅へ帰ってきたところで、いよいよクライマックス。「おみやげ選び」の時間がやって来ました。……だがしかし、ここで問題が。新幹線の時間を考えると、おみやげ選びに使える時間は1時間。果たして間に合うのか……!?

今回は事前の計画通り、以下の順に回っていきます。

「ジェイアール京都伊勢丹」は改札を出てすぐの場所にあり、おみやげの定番であるお菓子が幅広くそろっているので、真っ先に向かいます。そのあと「八条口」方面にある②と③へ移動し、新幹線改札の方に戻ってくる、というルートです。

京都伊勢丹はアラサー女子の心をくすぐりまくる

最初に向かった「ジェイアール京都伊勢丹」は、JR京都駅西口を出てすぐの場所にあります。地下1階・2階はいわゆる“デパ地下”となっているのですが、地下1階は和洋菓子がメイン。全国でも有名な和洋菓子のお店はもちろん、京都・関西のお店が並んでいるので、観光客の方も多いフロアです。

といろ by Tawaraya Yoshitomi

最初に紹介するのは、創業1755年の老舗「京菓子司 俵屋吉富」が新しい和菓子を創るため2018年にオープンした「といろ by Tawaraya Yoshitomi」。

「月の色～ブーケ～」691円、「都色～京だるま～」864円

昔から愛されてきた和菓子をベースにしながらも、フルーツを組み合わせて爽やかな味にするなど、創意工夫を施したお菓子が特長です。

店名にもなっている「都色（といろ）～京だるま～」は、干菓子用の木型を使用したイチゴ味のラムネ風菓子。

ころんとしたダルマがとってもかわいい！　箱を開けた瞬間、歓声が沸き起こること間違いなし。そして普通のラムネをイメージして口の中に入れると、ほろほろとした食感にきっと驚くはず。イチゴの香りと甘酸っぱさが引き立っていました！

見た目のかわいさはもちろん、干菓子のため賞味期限が30日あるのもおみやげとしては嬉しいポイント。しかもこのお店、京都伊勢丹にしかないんです！

京あめクロッシェ袿（うちぎ）

続いて紹介するお店は、京都府内のみに店舗を展開している「Crochet」の「ジェイアール京都伊勢丹店 京あめクロッシェ袿（うちぎ）」。創業140年以上になる京あめの老舗・今西製菓が立ち上げたブランドです。

上から「シュレーディンガーの猫（チョコレート&フランボワーズ風味）」「桐竹屏風（ゆず味）」「灰かぶり姫（ロイヤルミルクティ風味）」各345円

カラフルなクロッシェの京あめは、それぞれのフレーバーに「色の表す意味」に基づいたテーマとカラーを取り入れています。定番のフレーバーはもちろん、季節ごとに登場する限定フレーバーまで、全て違う色と味を表現しているんです！

ゆず、抹茶といった京都らしい和風なフレーバーはもちろん、ミルクティやラフランスなど洋風なフレーバーも豊富なので、どれにしようか絶対迷っちゃいます……！

好きなフレーバーを選んでオリジナルの詰め合わせを作ることができるので、おみやげにぴったり！　それぞれのフレーバーに込められた意味と、渡す相手のことを考えながら選んでみてはいかがでしょうか。

マカダミアナッツ専門店 kindalkindal KYOTO

続いて紹介するのは、「マカダミアナッツ専門店 kindalkindal KYOTO キンダルキンダル 京都」のマカダミアナッツ。

「濃い抹茶」「濃い海老」各648円

マカダミアナッツにさまざまなフレーバーをコーティングしているお菓子です。定番の「抹茶」や京都らしい「八つ橋」の他、「海老」など塩気のあるフレーバーもあるので、ティータイムはもちろん、お酒のおつまみにもなりそう！

そしてパッケージ、めちゃくちゃかわいくないですか!?!?　舞妓さんの着物もいろんな種類があるそうなので、買うたびにチェックしたくなりますね！

このお店も「京都伊勢丹にしかない」お店なんです！　京都らしいパッケージと特別感がポイント高いですね！

アスティロードで京都ならではのおみやげを入手

京都伊勢丹でかわいいお菓子を買ったら、次は「アスティロード」へ。この時点で残りの時間は30分。ちょっと急ぎ目で向かいましょう……！

アスティロードは新幹線八条口の前に続いており、定番のおみやげ屋さんもある他、「京都おもてなし小路」という飲食店街が続いているので、余裕のある方は新幹線に乗る前に最後の食事をすることもできます。

松栄堂 薫々（くんくん）

創業300年、お香や匂い袋などを販売している「松栄堂」が2014年にオープンした「松栄堂 薫々（くんくん）」。ここだけのオリジナル商品「薫々シリーズ」をはじめ、楽しく使いやすいお香や匂い袋など、さまざまな香りのアイテムを取りそろえています。

「薫々 白川　8本入」「薫々 花散里　8本入」各605円

薫々でしか買えないオリジナル商品「薫々シリーズ」は、松栄堂で販売されているお香をコンパクトなサイズにしたもので、たくさんの人に手軽に楽しんでほしいと開発されました。

通常のお香よりも短い70mmのスティックタイプに簡易香立がついているので、あとはおうちにある燃えないお皿の上に置けばOK。お香を初めて手に取る人も始めやすいセットになっています。

お香って格式高いイメージがありましたが、薫々のお香は1箱買うだけで始められるので、自分へのおみやげとしてもおすすめです。

また、スティックタイプの「薫々シリーズ」はこのお店のみでの販売ですが、松栄堂は全国にお店があるので、気に入った香りをリピートすることも可能。おみやげから新しい趣味を始めてみてはいかがでしょうか。

八条小町で甘いものが苦手な人へのおみやげ

お菓子のおみやげと自分へのおみやげは手に入ったので、そのままアスティロード前の八条口から新幹線に乗っても良いのですが、「甘いものが苦手な人へのおみやげも必要！」という場合は、新幹線中央口改札の向かいにある「八条小町」の「京つけもの もり」はいかがでしょうか。私の残り時間もあと10分。いける……！

京つけもの もり 八条小町店

「京つけもの もり」は、京都・亀岡の自社農場で採れた野菜を使い、千枚漬やすぐき、奈良漬や梅干しなど、さまざまな京つけものを取りそろえるお店です。

「だしおりーぶ」648円、京ぴくるす「彩りぴくるすＳ」756円

京都の定番おみやげの1つ「京漬物」は、要冷蔵のものが多いので人に渡すおみやげとしてはハードルが高いかもしれません。でも今回紹介する「だしおりーぶ」と「京ぴくるす」なら、瓶詰めタイプなので安心です！

漬物のノウハウを生かして佃煮風に仕上げた「だしおりーぶ」は、そのまま食べるのはもちろん、白ご飯に混ぜておにぎりにするなどのアレンジも可能です。山椒がアクセントになっていて、オリーブが和の味付けに絶妙にマッチしていました！

甘いものが苦手な方はもちろん、お酒好きの方や料理好きな方へのおみやげにいかがでしょうか？

「あげて楽しい、もらって嬉しい」のが“おみやげ”かも

綿密な事前準備のおかげで無事に5つのお店を巡り、予定していた新幹線に乗ることができました!!!!!

今回のリサーチで感じたのは「おみやげ選びって楽しい！」ということ。身近にいる大切な人に贈るものは、相手に気に入ってもらえる“ちょっといいもの”を選ぶのが、自分にとっても“楽しい”につながるかもしれません。

GWや夏休みなど、これから旅行をする方も多いと思いますが、事前にちょっと調べておいて、おみやげ選びに“楽しい”を取り入れてみてはいかがでしょうか。

（取材・文：松岡紘子／マイナビウーマン編集部）

※この記事は2022年04月28日に公開されたものです