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「妥協」の意味とは? 由来や使い方も解説(例文つき)

にほんご倶楽部

「妥協」の類義語(例文つき)

ここからは、「妥協」の類義語を、例文と共に紹介します。

(1)「譲歩(じょうほ)」

「譲歩」は、「自分の意見や主張を押し通さずに、相手の考えを優先させること」という意味の言葉です。

「妥協」は双方が歩み寄ることを表すのに対し、「譲歩」は自分が相手の意向に従うことを意味します。

例文

・「今回の商談を成立させるには、取引先に譲歩するしか方法がなかった」

(2)「歩み寄る」

「歩み寄る」には、「物理的に歩いて近づく」という意味もありますが、「意見が異なる時に譲り合って妥協点を探す」という意味もあります。

例文

・「価値観が違う2人が一緒になるのだから、結婚生活には歩み寄りが必要だ」

(3)「折り合いをつける」

「折り合いをつける」という言葉は、「ある事柄について対立している両者が譲り合って解決する」という意味を持ちます。

例文

・「難しい交渉だったが、なんとか折り合いをつけて合意に至った」

「妥協」とは「譲り合って解決すること」

妥協とは、「意見などが対立した際に、お互いが譲り合って解決すること」という意味です。

自分がこだわりを持っていることについて妥協すると後悔する場合もありますが、人とうまく付き合っていくには妥協が必要な場面もあります。

「歩み寄る」という類義語があるように、妥協して意見をすり合わせることは、人との心理的な距離を縮めることにもつながるのかもしれません。

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※画像はイメージです

※この記事は2022年04月12日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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