無責任な人の特徴とは? 責任が持てない心理と改善方法、上手な付き合い方
無責任な人への対処法
最後は、無責任な人への対処法について紹介します。
関係性別で対処法を解説しますので、身近にいる無責任な人との付き合い方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
無責任な部下には仕事を任せる
部下や後輩が無責任で困っている場合は、あえて仕事を任せてみるのがおすすめです。
職場での経験が少ない社員は、どうしても上司や先輩からの指示を待つばかりになってしまいます。責任ある仕事に取り組む能力が、まだ身についていないのです。
そこで仕事を任せることで、部下や後輩のやる気を刺激し、責任感を育てることができるかもしれません。
その際、もちろん適宜コミュニケーションを取って、進捗に応じたフォローを忘れないようにしてください。
部下や後輩を信頼して依頼することで、「その期待に応えたい」という思いが責任感へとつながっていくはずです。
無責任な上司とは常にコミュニケーションを取る
上司が無責任な人の場合は、あなたから積極的にコミュニケーションを取るよう意識してみましょう。
上司が無責任な行動をするのは、上司と部下のコミュニケーション不足が原因である場合も考えられます。
例えば、あなたの仕事の進捗状況を把握できていないために、「あとは任せた」などと無責任な対応をしてしまった可能性があるのです。
そのため、こまめに報告をしたり、業務上の困りごとを積極的に相談したりすることで解決できるかもしれません。
なお、無責任な上司は、部下へ責任転嫁をしてくる場合も考えられます。
「そんなことは聞いていない」と責任逃れをされないよう、直接コミュニケーションを取りつつも、重要なことはメールで証跡を残すよう意識するのがおすすめです。
無責任な友達には最初から期待しない
無責任な人と関わる時の対処法として、最初から期待しないことも効果的です。
仕事上などで関わりを避けられないような相手でないなら、思い切って初めから距離を置くのも1つの手。
「この人は無責任な人だから」と割り切って考えておくことで、あなたの心理的負担も軽減されるでしょう。
無責任な人から脱却して信頼される人になろう
無責任な人とは、背負うべき任務や義務を果たさない人のこと。
自分が責任を負うことから逃げてばかりいると、周囲の人から信用を失ってしまうことにつながりかねません。
もし無責任な自覚があるなら、少しずつでも意識改革をしてみるのがおすすめ。ちょっとした心掛けの積み重ねによって、周囲からの印象も変わってくるはずですよ。
(髙橋めぐみ)
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※この記事は2022年03月22日に公開されたものです