独占欲が強い人の特徴5つ。心理や恋愛傾向、付き合うコツも解説
独占欲が強い人には、どのような特徴があるのでしょうか? 恋人が独占欲の強いタイプの場合、うまく付き合っていく自信がないと感じる人もいるでしょう。この記事では、独占欲が強い人の恋愛傾向や上手に付き合っていくコツについても紹介します。
あなたの身近な人に、独占欲が強い人はいませんか?
それが恋人だった場合、多少の束縛はうれしく感じたとしても、それが行きすぎると窮屈に思えてしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、独占欲が強い人の特徴や心理、うまく付き合うコツについて紹介します。
独占欲が強い人とどんなふうに関わればいいか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
独占欲が強いとは?
そもそも、「独占欲が強い」とはどのような意味なのでしょうか? 「独占欲」は、辞書によると以下のように説明されています。
独占欲
読み方:どくせんよく
あるものを自分だけのものにしたいという欲求。ひとりじめしたいという欲求。(実用日本語表現辞典)
つまり、独占欲が強い人とは、特定のものを独り占めしたいという欲求が強い人といえるでしょう。
この対象となるのは、物だけでなく人であることも。
独占欲が強い人には「自分だけのものにしたい」という気持ちが強くあるため、その妨げとなる人やものを嫌悪することがあります。
独占欲が強い男女の心理
そもそも、なぜ独占欲は強くなってしまうのでしょうか? ここからは、独占欲が強い人の心理について紹介します。
(1)自分に自信がない
独占欲が強い人は、自分の自信のなさから相手や対象物を独り占めしようとすることがあります。
例えば独占したい対象が恋人の場合、「自分よりも魅力的な異性に気持ちが移ってしまうのでは? 」という気持ちから、独占欲が強くなってしまうのです。
「自分は捨てられるかもしれない」という不安を解消するために、結果として相手を縛りつけようとしてしまうのでしょう。
(2)自分のものだと思い込んでいる
独占欲の強い人は、その対象を自分だけのものと思い込んでいる場合もあります。
それが本当に自分の所有物であれば問題はないのですが、対象が人だった場合は困りもの。
恋人に対する独占欲が強い場合「恋人は自分のもの」という意識が強いため、相手の行動を逐一把握したいと考えたり、自分の知らないところで人に会うことが許せなかったりする可能性も。
「自分のものを他人に取られたくない」という意識から、恋人を束縛してしまうことがあるようです。
(3)独占欲は愛情の表現の1つだと思っている
人に対する独占欲が強いタイプは、「相手を独り占めするのが愛情表現の1つ」と考えていることもあります。
この場合、自分が誰かに構ってもらえなかった経験から、このような心理が生まれている可能性も。
「恋人には自分だけのことを見ていてほしい」「自分だけに愛情を注いでほしい」という思いが転じて、恋人を独り占めするという行為につながっているのかもしれません。
独占欲が強い人の特徴5つ【男性・女性共通】
「彼氏の束縛がきつく感じるけれど、これって独占欲が強い証拠? 」
「気になる女性が、独占欲の強いタイプなのかチェックしたい」
こんなふうに思っている人もいるのでは? ここからは、独占欲が強い人の具体的な特徴を紹介します。
恋人や気になる相手に当てはまる点があるか、チェックしてみてくださいね。
(1)完璧主義
独占欲が強い人の中には、理想が高く、何でも完璧にこなしたいと考える人もいます。
そのような完璧主義タイプの人は、「自分の思い通りに全てをコントロールしたい」という思いがとても強いのが特徴です。
それは恋人についても例外ではなく、自分の思い通りに振る舞ってほしいと考えます。
「いつも自分のそばにいてほしい」「自分以外の人と親しくならないでほしい」などと考え、きつく束縛してしまうこともあるのです。
(2)プライドが高い
独占欲が強い人は、プライドが高い一面を持っているのも特徴です。
前述の通り、独占欲が強い人には「自信がない」という心理がありますが、その反面、自分のプライドが傷つけられるのが許せないと感じることも。
これは、自分が不安になることをされる=プライドを傷つけられていると思ってしまうからなのです。
そのため、不安になったり自分が振られてプライドを傷つけられないために、独占欲が強くなる傾向があります。
(3)すぐ感情的になる
独占欲が強い人の中には、自分の感情を上手にコントロールできない人もいます。
自分にとって嫌なことがあると、激しく怒ったり、泣き出したり……といった行動に出ることも。
また、恋人が自分の思い通りにならないと、物に当たったり、大声を出してキレたりする人もいるよう。
そうすることによって相手を萎縮させコントロールしようとするのです。
(4)相手に対する依存心が強い
恋人に対して独占欲が強い人の場合、「彼(彼女)なしでは生きられない」というくらい相手に依存してしまうことも。
「他の人に取られたくない」「離れてほしくない」という気持ちが強すぎて、自ら恋人と離れられないくらい頼りすぎてしまうのです。
(5)相手をコントロールしようとする
独占欲が強い人は、相手を支配することで安心感を覚える傾向があります。
そのため、メールやLINEで「どこにいるの? 何をしているの?」とひんぱんに連絡してきたり、「○時までに帰宅するように」と行動を制限してきたりすることも。
また、自分好みの服装や髪型をさせるなど、恋人の全てをコントロールしようとすることがあるようです。
▶次のページでは、独占欲が強い人の恋愛傾向を紹介します。