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泣きたいのに泣けないのはなぜ? 苦しい思いを解消して泣く方法5つ

大塚統子(心理カウンセラー)

泣きたいのに泣けない人の特徴

では、「泣きたい」と思っているのに泣けない人には、どんな特徴があるのでしょうか。

(1)つい強がってしまう

これは、負けず嫌い・プライドが高いタイプによく見られる傾向です。

「泣くなんて弱い人のすること」「泣くなんて情けない」「泣くなんてカッコ悪い」など、「泣いたら人から良く思われない」という価値観があり、泣きたくても強がって我慢してしまうようです。

(2)周囲に気を使いすぎる

「泣いたら心配をかけてしまう」「泣いたら困らせてしまう」「あの人の方が大変なはず」「期待に応えなきゃ」など、周囲に気を使って泣けない人もいます。

ずっと良い子であることを頑張ってきたり、本当は大丈夫じゃないのに「私は大丈夫」と言ったりする人によく見られる傾向です。

(3)感情よりも思考が優位に働いている

起きたことを論理的に処理しようとするタイプは、「どうすれば良いのか?」という思考が優先されやすく、「自分はどう感じているのか?」が後回しになりがちです。

そのため、自分の感情に反応しにくく、悲しい・つらいことがあっても泣きにくいようです。

感情よりも思考を優先するのはビジネスなどで必要なスキルですが、時には自分の気持ちを大切にすることも必要かもしれません。

▶次のページでは、泣きたい時に泣く方法を解説します。

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