会話のキャッチボールができない人の特徴。初対面でも上手に会話するコツ
会話のキャッチボールがうまくなるトレーニング方法
ここでは、会話のキャッチボールを上達させるためのトレーニング方法を解説していくので、ぜひ実践してうまく会話を続けられるようにしましょう。
(1)5W1Hをきちんと加える
会話を長く続けるためには、相手が返答をしやすいような内容を加えることが重要です。
そこで、質問や会話の中に「5W1H」を加えるようにしてみましょう。
5W1Hとは、「Who(だれが)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」の6つの要素を示した言葉。
例えば、単に「旅行へ行ってきた。」と伝えるよりも、「この間の連休に家族と箱根に行ってきた」と伝えると、連休中の混み具合、家族との様子など、会話を広げるポイントが多く、自然に長くやり取りができるようになりますよ。
(2)質問には内容をプラスして答える
相手からの質問は会話を広げたい、続けたいという気持ちの表れでもあるからこそ、うまく返答することが大切。
そこで心がけたいのが、質問の返答には内容を1つ加えることです。
「休日何してた?」という質問には、「〇〇っていう映画を見に〇〇へ行っていた」と伝える方が、会話の選択肢が増え盛り上がりやすくなります。
また、追加する内容が思いつかない時には「あなたはどうしてた?」と聞き返すようにすると、会話のネタ振りにつながり、相手に会話の主導権を渡すことで会話を楽しんでもらうこともできますよ。
(3)相手が話せるように間を空ける
会話を長く続けようという思いが強いと、会話の間が気になってしまい、ついたくさん話してしまいますよね。
しかし、会話の中に間がないと相手が話し出すスキがなくなり、自分だけが一方的に話している状況に陥ってしまいます。
相手も自由に話せるようにするためにも、考えをまとめて話し出せるような間を作るように意識してみましょう。
(4)分かりやすい言葉を選ぶ
会話が止まってしまう要因には、自分の話の内容が相手に伝わらず、どんな返答をするか悩ませてしまうことも挙げられます。
そこで、普段使わない言葉や専門用語などは使用せず、なるべく相手が分かりやすい言葉を使うようにしましょう。
ただ、方言などは「私の地方だと~」「他にはなんていうの?」のように会話が広がる可能性もあるので、標準語を意識しすぎる必要はありませんよ。