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【専門家解説】法律婚とは? 事実婚との違いやメリット・デメリット

宮崎大輔

「法律婚」から「事実婚」へ変更するには?

法律婚から事実婚へ変更することは可能です。

しかし変更するためには、生活実態を変えずに離婚届を役所に提出することが必要です。また、いくつかの注意点もあります。

ここでは、法律婚から事実婚に変更した場合に何が変わるのか、注意点や手続き方法とあわせて紹介します。

「法律婚」から「事実婚」になると何が変わる?

法律婚から事実婚に変更した際には、以下の点に変化が生じます。

・夫婦の一方の姓が変わる

・日本では共同親権が認められていないため、子どもの親権をどちらか一方に定めなければいけない

・相手が死亡した場合、相続権がなくなる

特に互いの相続権がなくなることから、遺産の相続について夫婦間で何らかの合意をしておく必要があります。

「法律婚」から「事実婚」へ変更する際の流れ

まずは離婚届を提出します。

その後、住民票の続柄に「妻(未届)」「夫(未届)」と記載する手続きが必要となります。

次ページ:法律婚とも違う「パートナーシップ制度」とは?

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