#21 「この人と付き合う運命だ」と深層心理に働きかけるフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.21
「別れるしかないね」
この言葉の効果
彼の心を惹きつけられます。
恋の終わりを告げるようで、ドキッとするフレーズですよね。しかし今回は、このラブスペルを付き合う前に唱えるのがポイントなのです。ある種の冗談として。
まだ付き合っていないのに、付き合った恋人がするような掛け合いをすること。すると逆説的に、もう付き合っているかのような空気を育めるのです。
このラブスペルは、恋人らしいやりとりの中でも、立場が上の人が口にするセリフであることにも注目。セリフの勢いのままに、じんわり主導権を握れます。
そもそも付き合っていないのだから、彼もただ冗談として受け取るしかありません。しかし、その奥底では、ふとした寂しさや引っ掛かりをつくることができるのですね。
ちょっと彼の気を惹きたい時に使ってほしいラブスペルです。
ラブスペルの使い方
デート中に、意見の違いがあった時に唱えましょう。
好きな食べ物の好み、犬と猫のどちらが好きかなど。冗談だと分かるようにかわいい話題の際に使うのがコツです。あえて、そうした質問をすることもできますね。
その後で「別れるしかないね」と唱えましょう。ややオーバーに悲しそうな表情をするのもポイントです。彼は笑ってくれるでしょう。
あるいは「そんなこと言わないでくれよ!」と演技に乗ってくるかもしれません。
その場合は「残念だけど、お互いのためだと思う。私くらいあなたにピッタリな女はもういないと思うけど頑張ってね」なんてつけたすこともできます。
最善の形で――貴女の立場が優位な状態で――いわゆる男女のムードに突入できるでしょう。
女性として意識させるには、男性として意識すること
恋愛を発展させるには“男女のムード”が不可欠です。
この男女のムードとは「お互いを異性として意識し合っている関係」の中で生まれます。逆に言えば、男女のムードがないと、いつまでも友人関係から抜け出せないのですね。
そのためには、「目の前の彼を異性として意識している」というサインを送る必要があります。
意識してほしいのであれば、まずはこちらから意識するのです。あくまで例えですが、年上として接してほしければ、まずは相手を年下扱いするといいように。
恋愛に関して言えば、意味ありげに見つめたり、手を触れたりといったボディランゲージによるものもあれば、このラブスペルのように言葉を使ったものでもいいでしょう。
もちろん愛を告白するのではありません。決定的な告白はせずに、それを“ほのめかす”ところに男女の駆け引きがあるのです。ぜひ覚えておいてくださいませ。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2021年12月09日に公開されたものです