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思いと想いの違いとは? 意味や使い分けを解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

思いの使い方(例文つき)

それでは「思い」はどんな場面で使えるのでしょうか? 場面ごとに例文を紹介します。

頭を働かせて考える時

「思考」や「思慮」に使う場合の「思」と同じ意味で、頭を使って考える時に使えます。

例文

・彼は、プロジェクトの企画について、思いを巡らせた。

家族や恋人などを思う時

「思慕」「相思」に使う場合の「思」と同じ意味で、自分にとって大切な人のことを考える時にも「思い」を使えます。

例文

・子どもたちが自立しても、親から子への思いは変わらない。

季節や場面によって漠然とした悲しみや寂しさを感じる時

秋の何となく寂しい気持ちを表す「秋思」で使う場合の「思」と同じ意味で、漠然と寂しい気持ちになった時にも「思い」を使えます。

例文

・秋は人をもの思いにふけらせる。

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