不成就日とは? 意味と由来、避けるべきこと【2023年・2024年カレンダー】
「不成就日」と「大安」「天赦日」「一粒万倍日」が重なった場合は?
良くないことが起こるとされる不成就日ですが、吉日と重なった場合はどのように考えれば良いのでしょうか?
大安と重なった場合
大安とは、万事が安泰に進むとても縁起が良い日とされています。
しかし大安が不成就日と重なった場合、不成就日のパワーが勝ってしまう恐れがあると考えましょう。
どうしても譲れない日でない限り、不成就日と重なっている大安には大きな決断などを避けるのがベターです。
天赦日と重なった場合
天赦日とは、歴注(れきちゅう)とよばれる暦に記載される運勢の中で、最上の吉日とされている日。
そんな天赦日は、不成就日のパワーに負けない唯一の吉日だといえます。
いかなる障害も取り除かれる日と考えられるので、不成就日と重なっていてもあまり気にする必要はないでしょう。
一粒万倍日と重なった場合
一粒万倍日とは、何かしらの行動が何倍にもなって返ってくる日とされています。つまり良いことはもちろん、悪いことも万倍になる可能性があるということ。
もし不成就日が一粒万倍日と重なった場合、2通りの捉え方ができます。
悪いことが倍になってしまうと考えられる一方、縁起の悪さを打ち消すといった考え方もあるのです。どちらの受け取り方をするかは、自分次第といえるでしょう。
不成就日は大事な決断を避けて普段通りの生活を
不成就日は、何も成就しない日だとされており、お祝い事や大きな決断をするには不向きの日です。将来に関わるような重要なことをするのは可能な限り避けて、家事や仕事など、いつもしていることしながら普段通りに過ごすと良いでしょう。
また不成就日は、絶対に不幸になる日というわけではありません。もし不成就日と重要な日が重なってしまっても、心配しすぎずに、落ち着いて過ごしてください。
どうしても気になる時は、日程を変更するか、後でお祓いをしてもらったりお守りをもらいに行ったりするといいでしょう。
(佐矢りん)
※画像はイメージです
※この記事は2021年09月27日に公開されたものです