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「無邪気」の意味は? 使い方や類語を紹介(例文つき)

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「無邪気」を使う時のポイント

「無邪気」は幅広い意味を持つため、誤解を招くこともあります。意図を正しく伝えるコツを確認しておきましょう。

「無邪気」を使う時の注意点

「無邪気」という言葉には、良い意味とネガティブな意味の両方があることを解説しました。

こうした幅広い意味を持つ言葉は、気をつけて使う必要があります。

何気なく言った「無邪気」という言葉が、本人の意図しない形でネガティブな意味に受け止められてしまうこともあります。

例えば、あなたが営業マンだったとして、営業トップの人に対して素直に助言を求めた時に「あなたは、無邪気な人ですね」と言われたら、どう感じるでしょうか?

言う側はストレートにその素直さを褒めたつもりでも、言われた人や周囲の人は「あなたは浅はかで思慮が足りない」という意味に受け止めるかもしれません。

このように、良い意味で「無邪気」という言葉を使っていても、場面や文脈によっては、ネガティブに受け止められてしまうことがあるのです。

「無邪気」の意味を正しく伝える方法

良い意味で「無邪気」と言っていることを正しく伝えるために、「無邪気」で終わらせず、文脈に留意して文全体を良い意味に変える方法があります。

例えば、「彼女は無邪気で誰からも好かれる人だ」と言えば、「好かれる人」とある以上、悪い意味に受け取ることは難しいでしょう。

それでも誤解される懸念がある場合には、同じ意味でもネガティブなニュアンスを持たない言葉を選ぶと良いでしょう。

次ページ:「無邪気」の類語(例文つき)

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