天赦日(てんしゃにち)にすると良いことは?【2021年・2022年の開運カレンダー】
「天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)」という言葉をご存じですか? 縁起が良い日ということは何となく知っている方もいるでしょう。そもそもどんな由来があるのか、どんなことをするのに良い日なのかについて、この記事で詳しく解説します。
縁起が良い日として知られる天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)。
新しいことを始めるのに恵まれた日であり、結婚や引っ越しといった一大イベントは天赦日が狙い目です。
しかし、年に数回しかやってこない天赦日のことを、詳しく知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、天赦日の由来や意味、天赦日にすると良いことなどを紹介していきます。
天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)とは?
まずは、天赦日の由来と意味について見ていきましょう。
天赦日は新しいことをするのに恵まれた日
天赦日は、歴注(れきちゅう)とよばれる暦に記載される運勢の中で、最上の吉日とされている日です。
暦注は上段・中段・下段の3段階の構成で成り立っており、最下段である暦注下段(れきちゅうげだん)には日々の吉凶が書かれています。
歴注下段の内容は迷信的であると、過去の政府から禁止されたこともありましたが、当時の庶民の間で使われ続けました。今では自由に使用することができ、なおも根強く支持されています。
そんな暦注下段に書かれた天赦日は、最も幸運に恵まれる大吉日で、「百神(ひゃくしん)が天に上昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされています。
あらゆる障害が取り除かれる日なので、新しいことをするのに大変恵まれた日だといわれています。
天赦日は1年に5~6回程度ある
天赦日は1年のうちに5~6回程度しかやってこない非常に希少な吉日です。
中には、凶日と重なる場合もあります。天赦日のパワーが大きいため影響されないという考えもあれば、効果が半減するとする見解もあるようです。
とはいえ、天赦日は年に数回しかやってこいない吉日なので、特別な日に変わりありません。
市販のカレンダーに記載されることが少ないため、気になる方は天赦日がいつなのかご自身で調べる必要があります。