「人を呪わば穴二つ」って怖い言葉? 意味・由来・使い方・類義語
「人を呪わば穴二つ」の対義語
「人を呪わば穴二つ」には、逆の意味を持つ対義語もあります。ここでいう逆の意味とは、「自分が人にされた報いや悪行を、相手に返すこと」です。
対義語を知ることで、それぞれの違いを深く理解でき、使い分けもうまくいくことでしょう。
目には目を、歯には歯を
古代バビロニアで成立した『ハムラビ法典』にある言葉。自分が受けた仕打ちに対して、同等の仕打ちをもって報いることを表現しています。いわば復讐することを推奨している言葉は、「人を呪わば穴二つ」と反対の意味と言えるでしょう。
同害復讐
「目には目を歯には歯を」と同じ意味です。文字通り、受けたものと同じ危害を相手にも仕返す(復讐する)時に使います。
肉を切らせて骨を断つ
自分も痛手を受ける代わりに、相手にそれ以上の打撃を与えることを表現することわざ。自分が傷つくことを恐れず、捨て身の攻撃をするこの言葉は、「人を呪わば穴二つ」の対義語となります。