垂涎とは。読み方・使い方・「垂涎の的」の言葉の意味
垂涎の使い方
ここからは日常会話の中で「垂涎」を使う場面と、その際の例文をを紹介していきます。1つずつ見ていきましょう。
食べたくて涎を垂らすことを「垂涎する」という
例文
・朝食を抜いたせいで、コンビニの弁当を見て垂涎する。
これは、「食べたくて涎を垂らすこと」の意味で使われています。「垂涎」は動詞「する」と組み合わせて、「垂涎する」と表現されます。
何としてでも欲しいものを指して「垂涎の的」という
例文
・このバッグは有名なブランドの限定品なので、垂涎の的になるだろう。
この場合の垂涎は、「手に入れたいと熱望すること」の意味で使われています。「垂涎の的」という言い回しは、ものや事柄だけでなく人物に対して使われる場合もあります。
「垂涎もの」も欲しい対象物を指す言葉
例文
・憧れの商品が数量限定で再販されるなんて、垂涎ものだ。
ここで使われる「垂涎もの」は、「欲しいと熱望する魅力的なもの」を指しています。
「垂涎の的」であれば人に対して使うこともありましたが、「垂涎もの」は人に対して使ってしまうと、もの扱いしている印象を与えてしまい失礼にあたります。気をつけて使いましょう。