お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

背中を押してくれる感動作。映画『夏への扉』に込められたメッセージ

マイナビウーマン読者パートナー

今注目の映画を、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」が鑑賞! 等身大の働く女性ならではの映画レビューをお届けします。

今回レビューする映画は、2021年6月25日(金)公開の映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』。

本作は、山﨑賢人さん演じる科学者・宗一郎が、時を超えて奪われてしまった人生を取り戻し、大切な人を救おうと奮闘する壮大なラブストーリー。

将来を期待される科学者の宗一郎は罠にはめられてしまい、冷凍睡眠させられてしまいます。そして目覚めたのは、大切な人・璃子(清原果那)が亡くなった30年後の未来。

失って初めて璃子が自分にとってかけがえのない存在であったことに気付いた宗一郎は、藤木直人さん演じる人間にそっくりなロボットの力を借りて、璃子を救うために30年の時をさかのぼり、過去に戻ることを決意します。

“大切な人にもう一度会いたい。絶対に救いたい”という宗一郎の熱い思いに、勇気をもらえる感動作。

この映画を一足先に鑑賞した、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」の2人に感想コメントをいただきました!

はたらくmuse×『夏への扉 ーキミのいる未来へー』レビュー

宮本さえさん(サービス系販売職/29歳/@saetime_38

背中を押してくれる前向きな作品

まさに「時空を超えた壮大なラブストーリー」という言葉がピッタリな作品でした!

ラブストーリーではあるものの、ファンタジー要素は良い意味で少なく、2025年と1995年の時空を超えた物語が、ユーモア含めテンポ良く描かれていました。

油断をしていたら追いつけなくなりそうでしたが、その分最初から最後まで目が離せない展開になっていました。

愛する人を救うため、ドン底に落ちても可能性に賭けて突き進む宗一郎の姿、ラストに見せた璃子からの粋なサプライズ、劇中、所々に散りばめられているエピソード一つ一つに共通するメッセージ「諦めなければ、失敗じゃない」。

この言葉に、私自身も背中を押されたような気持ちになりました。たとえ失敗してもクヨクヨせず、前を向いて歩き続ける。諦めなければそれは、きっといつか成功につながるものだから、と。

アメリカで発表されて以来、60年にも渡り愛され続け伝説の小説といわれる本作。間違いなく、これからも私の心の中に残り続けるであろう、前向きになれる作品でした。

 

 

小野木沙也加さん(営業職/27歳/@say_aka68

自分の想いより、愛する人の幸せを願うところに感動

これまで原作を知らなかったのですが、冒頭からガッツリと心をつかまれ物語に引き込まれました。本当に2時間があっという間に感じるほど没頭してしまいました……!

優秀な科学者である宗一郎が、仲間だと思っていた社長や婚約者にだまされ罠にはめられてしまった時は、「えっ、この先どうなるの⁉」とハラハラドキドキが止まりませんでした。

そんな主人公が命を懸けて大切な人を守る姿に心が熱くなります。愛する人のために奮闘する姿、時空を超えた2人の愛はもちろんのこと、登場する周りの人たちの愛が混ざりあって壮大な物語になっていました。

主題歌のLiSAさんの楽曲もストーリーとマッチしていて、より感情が盛り上がります!

本作を観終わった後は、「諦めなければ、失敗じゃない」と語る主人公のように、諦めずに頑張れと背中を押された気がします。今度は原作も読んでみたくなりました!

 

 

『夏への扉 ーキミのいる未来へー』

監督:三木孝浩
脚本: 菅野友恵
主題歌:LiSA「サプライズ」(SACRA MUSIC)
原作:「夏への扉」ロバート・A・ハインライン(著)/福島正実(訳)(ハヤカワ文庫刊)
キャスト:山崎賢人、清原果那、藤木直人、他
配給:東宝 アニプレックス
クレジット:©2021 映画「夏への扉」製作委員会

※この記事は2021年06月25日に公開されたものです

マイナビウーマン読者パートナー

20~30代の働く女性たちに情報を発信する「マイナビウーマン」の読者パートナー。読者等身大の声や意見を大切にしているマイナビウーマンでは、パートナーたちにさまざまな記事や企画に参加してもらい、一緒にメディアを盛り上げてくれるメンバーを募集しています。

詳しい募集要項はこちらをチェック!

この著者の記事一覧 

SHARE