怖い。 「怒りっぽい人」の特徴4つ
いつもイライラしていて怒りっぽい人っていますよね。そういう人にはどういう特徴があるのでしょうか。ライターの前田郁さんに聞いてみました。
最近、ちょっとしたことでイライラしたり、他人につっかかったり、どうも怒りっぽい人が増えているような気がします。それは社会のせいなのか、個人のせいなのかはわかりませんが、怒りっぽくなってしまう人はどんなタイプなのか、を筆者の経験から考えてみました。
(1)自分が正義
後輩に任せた仕事が納期通りにできなかった場合、できなかった後輩が悪いのか、それともキャパ以上の仕事を任せた自分が悪いのか。状況によって変わると思いますが、怒りっぽい人は「相手が悪い」と考えることが多いようです。
(2)余裕がない
忙しい時ほど他人の些細なミスが気になることがあります。また、余裕がない時に自分と違う意見を言われるとムカっときたりしますよね。自分に余裕がある時は、相手の意見を受け入れることができるし、多少のミスは気にならないのに、余裕がないと、つい怒ってしまうのかもしれません。
(3)もの知り
もの知りな人や知識が豊富な人は、相手の知識不足や、その知識不足による失敗にイライラしてしまう傾向があります。また、理解の早い人は、逆に理解が遅い人に対して「どうしてわからないの!」と思ってしまうようですね。
(4)完璧主義
完璧主義な人、理想形がはっきりしている人は、その理想に沿わないことをする人に怒りを感じます。親子関係でも職場の上下関係でもよくあることなので、心当たりのある人もいるのではないのでしょうか。
怒りっぽい人は現実と理想にギャップを感じている
「怒り」のスイッチが入る時は、自分が許せないことや不快なことをされた時です。こうして欲しいのにしてくれない、逆にやって欲しくないことをされると怒りの感情が湧き上がります。理想と現実にギャップができるのです。
忙しい時、ストレスが溜まっている時は、特にキャパが小さくなりますから、怒りっぽくなります。もしあなたが怒りっぽい人なら、周囲の人に変化を求めるよりも、あなたのストレスを解消したり、睡眠時間を多くとったりして、自分のキャパを広げてみるといいかもしれません。
(前田郁)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年05月26日に公開されたものです