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【ミレニアル世代のマネー学】短期vs長期、一括vs積立、集中vs分散、どっちの投資が良いの?

銀行にお金を預けても、お金はほとんど増えません。ミレニアル世代・Z世代と呼ばれるみなさんがこれからお金を増やしたいならば、投資をすることが欠かせません。

投資の成果は、どんな投資をするかで変わります。お金を大きく増やせることもあれば、元本を割り込んでしまうこともあります。
ですから、運用戦略をめぐって「短期投資vs長期投資」「一括投資vs積立投資」「集中投資vs分散投資」のどちらがいいの?ということがしばしば話題になります。

そこで今回は、資産運用のプロたちが当たり前に実践している運用戦略から、お金を減らさずに増やす投資について、考えてみましょう。

「お金を減らさずに増やす」運用を行う機関投資家

投資をしているのは、私たち個人(=個人投資家)だけではありません。
機関投資家と呼ばれる資産運用のプロたちも、私たちと同じく投資をしています。

機関投資家には、銀行・生命保険(損害保険)会社・年金・ヘッジファンドなどがあります。
機関投資家は、個人とは比べ物にならないほど多額の資金を運用しています。
しかも、個人よりたくさんの情報を参考にして投資ができるうえ、個人では買えない利回りの高い資産を購入できます。

いずれも、他人から預かった資金を運用している点は同じです。

たとえば、生命保険では、生命保険会社各社が毎月顧客から預かる保険料を原資にして運用を行っています。
また、年金も、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という組織が現役世代から支払われた保険料を原資にして運用しています。
そうして運用をしてお金を増やすことで、将来の支払いに備えているのです。

とはいえ、投資には元本保証がありません。
もしも、投資に失敗して、お金を減らすようなことがあれば、将来の支払いができなくなってしまう可能性があります。
ですから、機関投資家は「お金を減らさずに増やす」運用を行っているのです。

機関投資家が行う「お金を減らさずに増やす」運用とは、長期・積立・分散投資です。
機関投資家は、長期・積立・分散投資を実践することで、値下がりのリスクを抑えながら堅実にお金を増やす運用を行なっています。

※この記事は2021年05月20日に公開されたものです

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