ミステリアス。「秘密主義な人」の特徴5つ
自分のことを一切話さない秘密主義な人っていますよね。彼らにはどのような特徴があるのでしょうか。シナリオライターの前田郁さんに聞いてみました。
職場の昼休みなど、いつも普通に話しているけれど、考えてみるとその人の過去や家族のことなどほとんど知らない。プライベートはベールに包まれている、そんな秘密主義な人って気になりますよね。秘密主義の人にはどんな特徴があるのでしょうか。
(1)仕事とプライベートの区別をつけたい
仕事を通して親しい友人になるのはよくあること。でも、プライベートに仕事の利害関係が絡んでくると面倒なことになることもあります。そのため、秘密主義な人は仕事とプライベートにしっかり区切りをつけたい人が多いようです。
(2)トラブルに巻き込まれたくない
独身で恋人なし、ということで言い寄られたり、自宅の場所を知られるとつきまとわれたりと、トラブルの種はどこに潜んでいるか分かりません。秘密主義な人がプライベートな情報を迂闊に漏らさないのは、危機管理のひとつでもあるようです。
(3)レッテルを貼られたくない
秘密主義な人は周りから決めつけられるのを嫌がります。例えば、学生時代のスポーツでの優秀な成績は、周りから見ると羨ましいもの。でも本人としては、過去は過去として新たな道を歩みたいと思っているかもしれません。また「マンガが好き」というだけでオタク扱いされるなど、過去や趣味で判断されたくないのでしょう。
(4)自信がない
秘密主義な人は自分や自分を取り巻く環境に自信がないことも。幼少期のエピソードで、その人がどんな経済状況で育ってきたのが、なんとなく分かります。学歴や海外経験など、周囲の人が輝かしい経歴の持ち主だと、自分のことを話すのが恥ずかしいと思っているのかもしれません。
(5)距離を置きたい
過去に、親しい人に裏切られたような経験があると、対人関係におよび腰になってしまうことも考えられます。秘密主義な人は、一人でいるほうが楽だと思っているかもしれません。周りがあたたかく見守ることで変わっていく可能性もあるでしょう。
秘密主義な人への無理な詮索はやめましょう
中高校生の頃は友達同士、お互いに好きな人の名前を教え合う、なんてこともありますが、特に職場では無理な詮索はやめておきましょう。年齢を重ねていけば、人に話したくないこともあるものです。表面的な付き合いからもっと親しくなりたいと思った時には、こちらから心を開いて話してみてください。そして、秘密主義な人の気持ちがほぐれるのを気長に待ってあげましょう。
(前田郁)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年05月03日に公開されたものです