人の目が気になる心理とは? 今すぐできる7つの対策
対策はある? 人の目を気にしない方法
では、必要以上に人の目を気にしないためにはどうしたら良いのでしょうか。
最後に、人の目を気にしないようにする対策をご紹介します。最初は難しいかもしれませんが、少しずつ意識してみてください。
(1)自己肯定感を高める
人の目が気になる人は自己肯定感が低い傾向にあるため、まずはそれを高めて自分を好きになることが大切です。自分に自信が持てるようになり、必要以上に人の目が気にならなくなるでしょう。
自己肯定感を高めるためには、失敗しても自分を責めないことがポイント。
生きていれば誰でも失敗することはあります。考え込まず、反省点を次に生かせるよう気持ちを切り替えましょう。また、何か特技や趣味を見つけ、それを伸ばす努力をするのも効果的です。
(2)自分の意思を尊重する
人の目を気にしてしまうのは、自分より他人の意思を尊重しているからです。
難しいかもしれませんが、まずは自分の意思を尊重して行動しましょう。人生の主人公は自分自身です。自分のやりたいことに対して素直になってみてください。
自分の考えがはっきりしない人は、ノートやメモ帳に気持ちをまとめてみるといいでしょう。今の気持ちや将来のプランを文字にすることで、自分が何をしたいのか、何を大切にすべきなのかが見えてきます。
(3)もう少し楽観的に考える
人の目が気になる人は、神経質で考えすぎる傾向にあります。逆を言えば真面目できめ細やかな性格。良い部分もたくさんあるでしょう。
ですが、あまりにも神経質だと心身共に疲弊してしまいます。肩の力を抜いて、もう少し楽観的に考えてみましょう。
「あんな行動しなきゃ良かった」と思っていても、意外と周囲はそれほど気にしていないことが多いです。多少の失敗をしても「まぁ、いつかみんな忘れるし大丈夫」くらい楽観的に捉えることをおすすめします。
(4)全員から好かれようとしない
人の目が気になる人は、他人から嫌われることが怖く、全員から好かれるような立ち振る舞いをする傾向にあります。その努力が自分をどんどん追い詰めてしまうのです。
どんなに素敵な人でも、全員から好かれている人はいません。あなたを嫌いな人がいても、それはごく自然なことです。
全員から好かれようとせず、「少人数でも理解してくれる人がいれば十分」と考えれば気持ちが楽になります。あなたのことを理解してくれる人だけを大切にしましょう。
(5)本音を伝える
人の目が気になる人は、他人から嫌われないように本音を隠して生きている傾向にあります。いつも自分の気持ちを抑え込んでいると、ストレスが溜まるだけでなく次第に自分の本音すら分からなくなります。
さらに相手に従ってばかりいると、都合の良い存在として扱われるようになる可能性もあるため注意が必要です。
肝心な時だけでも良いので、はっきりと「ノー」を言えるように努力しましょう。本音を伝えることは悪いことではありません。
(6)本音で語り合える人を見つける
人の目を気にしすぎて疲れ果ててしまった人は、本音で語り合える相手を見つけましょう。
相手は親や兄弟、友達など、誰でも構いません。「自分を認めてくれている人がいる」というだけで自信につながり、過度に人の目を気にしなくて済むようになります。
人の目が気になることを正直に相談し、客観的な意見をもらうことで、自分が気にしすぎていたことに気づけるかもしれません。
(7)SNSから離れてみる
SNSは便利ですが、中には自分にとって不要な情報もあります。
誰かの投稿に一喜一憂し、振り回されることもあるでしょう。SNSに固執しすぎると余計に人の目が気になるようになり、ネガティブな気分になりやすくなります。
SNSを見ていて精神的に疲れる人は、一旦離れてみてはいかがでしょうか。いきなり退会することに抵抗がある人は、SNSを見る時間を減らすことを心がけましょう。
人の目を気にせずに生きてみよう
人の目を気にしすぎてしまうと、自分の本当の気持ちに気づきにくくなってしまいます。
他人の評価を軸にして生きるのは精神的にきつく、幸せな人生とは言い難いのではないでしょうか。
今までの生き方や考え方をすぐに変えることは難しいです。しかし、ほんの少し意識を変えるだけで状況は変わっていきます。
まずは一歩ずつで良いので、自分の気持ちに対して素直に行動してみましょう。次第に自分の言動に自信を持てるようになり、自然と人の目が気にならなくなるかもしれません。
(すぎうら)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年04月20日に公開されたものです