人の目が気になる心理とは? 今すぐできる7つの対策
人の目を気にしすぎない方が良い理由
人の目を過剰に気にしすぎてしまうと、日々の暮らしの中で幸せを感じにくくなってしまいます。その理由を3つに分けて説明します。
(1)自分の思い通りに行動できなくなる
人の目を気にしすぎると、自分の思い通りに行動できなくなります。自分の意思よりも「他人にどう思われるか」を重視するようになるからです。
何か行動を起こそうと思っても、「これをしたら変に思われるかも」と行動にブレーキがかかります。
生きていく上で誰しも多少の我慢は必要です。100%自分の思い通りに行動している人はほとんどいないでしょう。
しかし、人の目を気にする人は、必要以上に自分の行動へ制限をかける傾向があります。次第に自分の気持ちを押し殺して生きていくようになり、息苦しさを感じるかもしれません。
(2)人生の大きな決断を誤る可能性がある
自分の行動にブレーキをかけ、周囲に流されて生きていると、自分の思いが見えなくなることがあります。中には進学や就職などの大きな決断を、周囲の意見に合わせて決めてしまう人もいるでしょう。
いつも他人軸で物事を決めているので、親や他人が決めた人生を歩むことになりかねません。自分の意思やビジョンがなければ、ぼんやりとしたまま人生を過ごすことになってしまい、正しい判断ができなくなる可能性があります。
(3)心も体も休まらない
人の目が気になる人は、常に他人からどう思われているかを気にして神経をすり減らしています。頼み事を断れないタイプが多いため、無理な仕事を押しつけられることもあるでしょう。その結果、心も体も徐々に疲労していきます。
(4)時間を無駄にする
人生には限りがあります。人の目を気にすることで、その貴重な時間を無駄使いしてしまう可能性があるでしょう。
「他人からの見られ方」に気を取られてしまい、「自分が本当にしたいこと」への時間を割けていないからです。
時には、誰にどう思われても、自分の気持ちだけに耳を傾けるべきタイミングがあります。そのチャンスを逃さないようにしましょう。
(5)いつも誰かのせいにする
人の目を過剰に気にしていると、他人が下した判断を基準に行動するようになります。しかし、人は、他人が決めた決断に責任を持ちにくい傾向にあります。
そのため、大事な決断や物事が失敗すると「あの人が悪い」という被害者意識が生まれ、他責になってしまうのです。
大事なことを決断できずにいつも誰かのせいにしていると、次第に自身の成長も難しくなり、他人の判断にモヤモヤするループから抜け出せなくなります。
(6)承認欲求が強くなる
人の目が気になる人は、「他人にどう思われるか」という基準で幸せを見出します。人に認められることに幸せを感じているので、自然と承認欲求が高くなる傾向にあります。
本来、幸せであるかどうかは本人が決めるもの。あまりにも他者の目への依存があるのは危険。承認欲求が強くなりすぎるのも困りものです。