感情移入しすぎてつらい。原因&対処法を専門家が解説
感情移入しすぎる人の特徴
感情移入しすぎる人の中には、自分が感情移入しやすいタイプだという自覚がなく「どうして他の人は平気なんだろう」と悩んでいることも多いようです。
次に感情移入しやすい人の特徴をご紹介しますので、皆さんもチェックしてみてくださいね。
(1)感受性が豊か
美しいものや音楽を聞いて感動したり、日常のちょっとしたことで幸福感を感じたり、空想を楽しんだりと、感情移入しやすい人は感受性が豊かな傾向があります。
こうした感性の高さから、物語を創作したり絵を書いたりするのが得意な人も多いようです。
参考記事はこちら▼

あなたの感受性はどう? 10の質問に答えて「感受性の豊かさ」をチェックしてみましょう。
(2)人の気持ちを察する能力が高い
感情移入しやすい人は、人の感情やエネルギーに敏感です。そのため、相手の雰囲気や言動などから相手の気持ちを察して配慮をすることが得意です。
相手の立場に立って物事を考えることができるので、人から相談されやすいのも特徴です。
(3)自分の本心が分からない
人に感情移入しやすい分、自分と他人の感情の区別がつきにくくなりやすいようです。
人に合わせるのは得意だけれど「あなたはどうしたいの?」と聞かれると困ってしまう人も多いでしょう。
(4)繊細で傷つきやすい
相手の気持ちを汲み取る能力が高い分、他の人は気にしないような些細なことが気になるのも特徴。
誰かと話した後も「私は嫌われているのではないだろうか」「私の一言で、あの人を傷つけなかっただろうか」など、気に病んでしまうことも多いのではないでしょうか。
(5)人混みやうるさい場所が苦手
感情移入しすぎる人の中には、音や匂いにも敏感で、人混みやうるさい場所が苦手な人が多いです。
場所や音が原因でもストレスがたまるので、精神的に疲れやすい傾向にあります。