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【難読】“かかあ”じゃない! 「加加阿」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「加加阿」の読み方です。

“かかあ”? いやいや、お母さんのことじゃないですよね。そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「加加阿」の読み方は?

「加」は加工、追加と読むので、“か”と読む人が多いですよね。「阿」は、阿波おどり、阿蘇山と読むので、“あ”と読むことが多いと思います。

でもこの二つを合わせると、“かかあ”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“カカオ”と読みます。

「加加阿」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「加加阿」の意味は以下のように解説されています。

カカオ【(英語表記)〈スペイン〉cacao】【加加阿】

アオギリ科の常緑小高木。葉は楕円形。白色の5弁花が、幹や太い枝に直接ついて咲く。実は大きく、長楕円形で、赤・黄色などに熟し、中に多数の種がある。種子を発酵させたものをカカオ豆とよび、チョコレートなどの原料にする。南アメリカ熱帯地方の原産。ココアのき。

バレンタインデーのこの時期、売っているのをよく見かけるチョコレートの原料、「カカオ」のことですね。

カタカナではよく見ますが、漢字では「加加阿」と書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「加加阿」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。カカオの漢字なんて、想像もできなかった人が多いのではないでしょうか。

見慣れているカタカナやひらがなの言葉は、漢字があるか調べてみると面白いかもしれません! あ、そうそう。ハッピーバレンタイン!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年02月14日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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