【難読】”めぶか”って読んでない? 「目深」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「目深」の読み方です。
?めぶか?じゃないの? そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「目深」の読み方は?
「目」という漢字。一般的には、“め”、目撃、注目と読むので“もく”と読む人がほとんどでしょう。「深」はそのままで“ふか”、深海、深刻と読むので、“しん”と読んでいる人が多いのではないでしょうか。
しかし、この2つを組み合わせると、“めぶか”、“もくしん”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“まぶか”と読みます。
「目深」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「目深」の意味は以下のように解説されています。
ま‐ぶか【目深】 の解説
[形動][文][ナリ]目が隠れるほど、帽子などを深くかぶるさま。めぶか。「パナマ帽を目深にかぶる」
つまり、深く帽子をかぶるさまという意味合いで使います。
芸能ニュースなどで「帽子を目深にかぶっていたので顔は見えづらい~」なんて言葉を耳にしたことはないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「目深」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞くとわかるけど、自分では使わない言葉ってありますよね。
たくさんの言葉を使いこなすことで、普段つかっている日本語の表現がひろがりそうです。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年01月25日に公開されたものです