お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】”めぶか”って読んでない? 「目深」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「目深」の読み方です。

?めぶか?じゃないの? そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「目深」の読み方は?

「目」という漢字。一般的には、“め”、目撃、注目と読むので“もく”と読む人がほとんどでしょう。「深」はそのままで“ふか”、深海、深刻と読むので、“しん”と読んでいる人が多いのではないでしょうか。

しかし、この2つを組み合わせると、“めぶか”、“もくしん”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“まぶか”と読みます。

「目深」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「目深」の意味は以下のように解説されています。

ま‐ぶか【目深】 の解説
[形動][文][ナリ]目が隠れるほど、帽子などを深くかぶるさま。めぶか。「パナマ帽を目深にかぶる」

つまり、深く帽子をかぶるさまという意味合いで使います。

芸能ニュースなどで「帽子を目深にかぶっていたので顔は見えづらい~」なんて言葉を耳にしたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「目深」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞くとわかるけど、自分では使わない言葉ってありますよね。

たくさんの言葉を使いこなすことで、普段つかっている日本語の表現がひろがりそうです。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年01月25日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE