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静かな争い。「マウンティング女子」の対処法

石谷ちよ(恋愛コラムニスト)

はたから見ればいつも仲が良さそうな女性たち。しかし、実際には女にしか分からない静かな争いが繰り広げられていることも……。

そんな争いの中心となるのが、マウンティング女子。他人よりも優位な立場に立っていることを周りに主張し、自分の価値を見出そうとしているのですね。

今回は、闘う女性の世界をコラムニストの石谷ちよが実際の体験を含めてご紹介します。これが、男性は知らない「女のマウンティング」の世界です。

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(1)過度な私生活充実アピール

聞いてもないのに、休日の出来事や最近の購入品を自慢してくる人がいます。

忙しさや充実感をアピールすることで、自分は楽しい人生を送れていると実感したいのでしょう。

また、SNSにアップする写真に、ブランド物やその紙袋をさりげなく映して見せつけてくる女性も。自然にアピールしたいのでしょうが、見ている側からすればわざとらしく感じてしまうこともありますよね。

(2)恋人を武器にする

自分ではなく、彼氏の職歴や外見をマウンティングしてくる女性もいます。

そういう人に限って、他人の彼氏の顔を見たがり、写真を見せれば「あー、優しそう〜」と適当に一言……。そして、「待ってました」と言わんばかりに自分の彼氏の顔写真を見せて、周りからの反応を待っているのです。

また、高収入の彼氏をアピールする際は「○○はいいじゃん! 私の彼氏なんて全く休みがないの」と、自慢していないように見せかけて実はマウントをとっていたり。

自分へのマウンティングは我慢できても、恋人に対する内容だと悲しい気持ちになってしまい、距離を置こうと決める女性は多いようです。

(3)苦労自慢

自分よりも年下の女性や、職場の後輩に対する「苦労自慢」。これは、男女問わずついやってしまっている人も多いのではないでしょうか。

私生活や生い立ちについて聞いてきたかと思えば、「私があなたくらいの年齢の時なんてね……」と、ことあるごとに苦労の度合いを比べてきます。

一見すると世話を焼いているようで、ニュアンスによっては立派なマウンティングとして捉えられてしまうことも。苦労自慢もほどほどに。

(4)物知りな自分を披露

誰かの話の途中で、少しでも詳しく知っている内容があれば、その度に割り込んで知識を披露するマウンティング女子もよくいるパターンです。

自分が物知りだと主張するだけではなく、「こんなの当たり前じゃない?」と、相手を馬鹿にして気持ち良くなっていたり。

特に、男性の前となると物知りマウンティングは加速します。料理や掃除などの知識を一方的に話し出して、周りの女性よりも家庭的だということをアピールするのです。

(5)否定しか言わない

どんな状況でも、何かにつけて相手のことを否定するマウンティング女子もいます。

私も、職場でお土産を配ったときに「甘い物の方がよかったんじゃない?」と言われて、思わずイラっとした経験があります。

そういう人は、他人を否定したいというよりも、自分以外が認められるのが嫌だという感情が大きい可能性があります。なるべく波風立てずに聞き流すのが一番の対処法でしょう。

マウンティング女子は冷静にやり過ごして

マウンティング女子に出会ってしまっても、会う度に気を悪くしていては自分の身がもたないですよね。

「人よりも優位に立ちたい」という思いは自己顕示欲の強さの表れ。周りに認められることで自分のプライドを保っているのでしょう。

やたらと毒づいてくるのは心の弱さが原因なのだと考えれば、意外と落ち着いて聞き流せるようになりますよ。女性同士の静かな闘いは、冷静にやり過ごすことが一番の盾ですね!

(石谷ちよ)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年01月21日に公開されたものです

石谷ちよ(恋愛コラムニスト)

自由奔放に生きるフリーライター。出会った男性の家を渡り歩きながら生活していた過去を武器に、恋愛コラムニストとしてライター活動を開始。自分を見つめるために、5ヶ月間ほど山で、電気なしガスなしの生活をしていた経験あり。瞑想に瞑想を重ね自由を貫くことを決める。幸せだと感じる生き方、しんどくならない他人との付き合い方など、心理的なコラムも手掛けている。

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