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まるで素肌! 「ローラ メルシエ」クッションファンデの誕生秘話

#コスメ誕生秘話

前田紀至子

コスメ好きなら誰しもが気になる名品がある。新しくコスメを買おうというタイミングで、多くの人の脳裏にひらめき、候補に上がり、そして購入を決意するような、そんな名品。この連載では「指名買いコスメ」の高い支持や人気の理由を裏付けるコスメ誕生秘話をブランドPRにインタビュー。開発の裏話や、さらなる魅力に迫ります。

名品コスメが作られた裏側を探る連載「コスメ誕生秘話」。

第1回の今回は「透明感」と「愛らしさ」、そして「洗練」を見事なバランスで兼ね備えるブランド、ローラ メルシエの『フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション』にクローズアップ。

コロナ禍もものともしない売り上げを誇るというアイテムについて、ローラ メルシエのPR&コミュニケーション マネージャーを務める木村桂子さんにお話を伺いました。

今回の名品コスメ

フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション
(ローラ メルシエ)

2020年上半期に、多数のベストコスメ大賞を受賞。メイクがおろそかになりがちなコロナ禍でありながら、前年を上回るセールスを牽引キープする名品クッションファンデ。

どんな人にも寄り添う包容力が魅力のクッションファンデーション

――2020年3月の発売以来、私自身手放せないお気に入りのクッションファンデーションとなっていますが、まずはこの商品の開発に至ったきっかけに興味津々です。

近年、アジアでクッションファンデーションの人気が高く、各マーケットから要望があったのが大きなきっかけです。

ローラ メルシエが得意とする、フローレスフェイス(素肌感+カバー力の両立)のコンセプトをクッションで実現することで、成長著しいアジア市場のセールスをさらに飛躍させられるのではと開発に至りました。

――実際にこのクッションファンデーションが登場したことで、ますます「素肌感のあるベースメイクならローラ メルシエ」という認識が確立されたように感じますね。

当初の目的である「アジアマーケットにおける、ローラ メルシエのベースメイクの実力・ブランドコンセプトの定着」というのはもちろんですが、今までPRしてきた商品の中で、一番多くの方に気に入っていただけているという印象を受けています。

化粧品なので、好みや肌質があり、正直全員が好きなものは存在しないと思うのですが、これは本当にどんな方にも気に入っていただけるので、本当にPRしやすい(笑)。商品力に助けられています。

――確かに、商品が発表された段階でみるみるうちに話題になった印象でした。「こんなにみんなが気に入るファンデーションってある⁉︎」って(笑)。

うれしいお言葉、ありがとうございます!どんな方にも寄り添う包容力がその秘訣なのかなと感じています。

美容ライターさんからもよく、「カバー力と素肌感を謳ったクッションは数多くあるけど、本当に実感できるものは非常に稀。ここだけの話ですが、ぶっちゃけ群を抜いてローラ メルシエさんのクッションが最高に良いです」なんてうれしいお言葉もいただけているので、間違いなく買って満足してもらえる自信があります。

一貫して目指しているのは「素肌」のような仕上がり

フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション 1N1番を使用

――こんなにも優秀なクッションファンデーションだけに、やはり開発するにあたって苦労したこともあるのではないしょうか?

素肌感+カバー力の両立が本当に難しく、何度もテストを繰り返し、ようやく納得いくものを完成させました。

その結果、動くたびに活きたツヤが感じられる、「まるで肌が透けている」かのような仕上がりになったと自負しています。

――そういえば、いろいろなブランドからクッションファンデーションが発売されている中での登場だったので、「いよいよ真打ちが登場!」と思いました。比較的後発ですよね?

「目指すは素肌」というのが、ローラ メルシエが一貫しているポリシーなので、そこを再現できるような処方や、顔料のミックスを工夫しています。

それに対してきちんとOKが出るまで製品化もされない。だからこそ後発だったりもするのですが、本当にローラ メルシエが良いと思うもの、必要だと思うものをきちんとお届けできているブランドになるのかなと思います。

――良い意味でマーケティング思考ではないイメージがあります!

「今こういうのがウケるからこういうのを作ろう」ではなくて、「ローラ メルシエが本当に作りたいものを作る」と血が通っています。

ガチなんですよね(笑)。そういった想いって不思議と伝わるし、そこがブレていないのがローラ メルシエの良さだと思います。

――いつも感じているローラ メルシエの魅力の片鱗を知ることができた気がします。だからこそ多くの商品が継続的に支持を集めているのですね。

はい。そんなこともあって、想像以上に評判が高く、ベストコスメ大賞もたくさんいただくことができました。

2020年上半期は美容3誌で1位をいただいたり、年間のベストコスメ大賞も多数受賞したりと、評判もセールスも単品でぶっちぎりのNO.1スターアイテム。

ありがたいことに、クッションファンデーションの売上が良いおかげで、コロナ禍でありながら前年を上回るセールスをキープしております。

――さらりと仰いましたが、それってすごいことですよね。やはり万人が納得して使える優秀なアイテムというのが大きいと思います。どんな女性に、どんなシチュエーションで使ってほしいですか?

本当にいろいろな方に喜んでもらえる懐の深い商品なので、全員に使用していただきたいですね! ですが、強いて言えば、ファンデーションが苦手な方にぜひ一度試していただきたいです。

「ファンデーションって肌に悪そうで苦手」という方も、肌を紫外線などから保護してくれる+保湿成分配合なので、むしろ付けているほうが肌に良い実感がありますんです。

また、「素肌っぽい仕上がりが好きな方」や「化粧感があると老けて見えると懸念している方」にも、カバー力があるのに、まるで素肌のような仕上がりで、むしろ素肌をブラッシュアップして見せることができるのでおすすめです。

また、手を汚さず簡単に仕上げられるので、忙しい人やメイクが手間だと感じる人にこそクッションをおすすめしたいですね。SPF配合なので、日焼け止めの手間も省けますし、何よりピタッと密着して肌の上で泳がず、化粧崩れしにくいので、マスクをつける時期にも使いやすいんです。

――まさにどれも気に入っているポイントです! 最後に、木村さんご自身の商品に対する愛を伺えますか?

「決してギラつかず、うるおいに満ちたツヤ感が程よく、品良く仕上がる。カバー力がありながら、素肌が透けて見えるような仕上がりがローラ メルシエらしく、洒落感たっぷり」そういった点が個人的にとても気に入っています。

(取材・文:前田紀至子)

※この記事は2021年01月16日に公開されたものです

前田紀至子

新潮社『nicola』専属モデル、光文社『JJ』ライターを経て、美容やファッション、旅を中心にエッセイやコラムを寄稿。モットーは愉快な人生。

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