お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「見る」と「観る」の違いは? 意味や使い分けを解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「見る」と「観る」の使い分け(例文付き)

ここまで述べたように、「見る」と「観る」の違いは、「意識」の有無です。

「見る」は対象が無意識に視界に入った時に使い、「観る」は対象を意識的に視界に入れた時に使います。

例えば、野球の試合を球場へ行って「みる」時には、「観る」を使うと良いでしょう。応援したり、得点を見守ったりして意識的に「みて」いるわけです。

また、同じ野球の試合でも、たまたま通りがかり、試合の様子が目に入った場合には「見る」がふさわしいでしょう。

「見る」を使うのは、無意識に「みて」いる時

次のように、日常的な動作で無意識にテレビを見ている時や、電車の中でたまたま視界に入った時などには「見る」を使います。

・昨日は、夕食後にテレビを見ていて、そのまま寝入ってしまいました。
・電車の中で化粧品の中吊り広告を見ていたら、衝動的に欲しくなりました。

「観る」を使うのは、意識的に「みて」いる時

たとえテレビで「みる」場合でも、気になっているチームの試合などを意識的に「みる」場合には、「観る」の方が適切だといえます。

特に「観戦、観劇、観賞、観察」など、「観」を付けて熟語にできるような場面では、「観る」を使うと良いでしょう。

・正月は、親子で全国高校ラグビー大会を観るのが恒例だ。
・夏休みの自由研究では、毎朝目が覚めたらまず、アサガオの成長を観るようにしたものだ。

次ページ:「見る」と「観る」の使い分けに迷ったら?

SHARE