「仕事がデキる人」の教え方4パターン
仕事がデキる人の教え方とは? 元会社員のコラムニスト・みくまゆたんさんが経験を元に解説します。
仕事がデキる人は、自分の仕事を要領よくこなすだけでなく、後輩に仕事を教えるのも上手です。
では、仕事がデキる人は一体どのように後輩へ仕事を教えているのでしょうか? そこで今回は、仕事がデキる人の教え方について紹介します。
(1)自分のやり方を見せる
筆者の周囲にいる仕事がデキる人に教え方を尋ねてみたところ、まずは自分のやり方を見せるとの回答がありました。
説明しても理解してもらえないこともあるので、誰でも理解できるように説明しながら実際にやって見せて覚えてもらうのだそうです。
本当に仕事がデキる人は、デキない人の目線にも立つことができます。もし仕事がデキない後輩に仕事を教えるのであれば、その人の目線を意識すると良さそうです。
(2)順序よく筋道を立てて説明する
仕事のデキる人は、相手にわかりやすいように、順序よく筋道を立てて説明するので、1回の説明で理解してもらえます。逆に説明下手な人は、主語が抜ける、手順が前後するなど理路整然としていません。
誰かに何かを教える際は、事前にシミュレーションしておくと、分かりやすい説明の順序が見えてくるはずです。
(3)「分かった?」と確認をする
仕事がデキる人は、説明の度に「分かった?」や「理解した?」と確認した上で次の説明を始めます。筆者がOLをしていた頃も、説明の上手な人ほど何度も「理解した? 次の説明しても、大丈夫?」と確認がありました。
相手のペースに合わせて話ができる人は、相手の立場になって物事が考えられる人です。逆を言えば、仕事がデキない人ほど自分の考えや思いだけを一方的に伝えてきます。しかし、これではコミュニケーションができませんよね。説明する時は、相手の目線に立つ姿勢が重要と言えるでしょう。
(4)マニュアルを作らせる
これは筆者の実体験になりますが、仕事のデキる人から仕事を教わる時は、必ずといっていいほどマニュアルを作りなさいとの指示がありました。誰でも、一度教わったものがすぐに頭に入るわけではありません。
ですから、仕事がデキる人ほど、教えた内容が相手の頭の中できちんと整理、定着していることを確認するために、復習の意味でマニュアル作成を求めるのです。また、作成されたマニュアルをきちんと確認することによって、相手が理解できていないところも確認してあげられますよね。
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仕事がデキる人になるために
仕事がデキる人ほど、自分の心に余裕があるので、相手の立場を考え、相手を思いやることができます。自分のできる範囲で仕事を正確にこなすので、心に余裕も生まれるということでしょう。また、だからこそ、説明も丁寧。
心に余裕を持つためにも、あなた自身も無理して仕事を受けすぎないよう注意しましょう。
(みくまゆたん)
※画像はイメージです
※この記事は2020年11月30日に公開されたものです