【8月の誕生石】ペリドットの石言葉・意味・秘められたパワー
8月の誕生石:ペリドット
8月の誕生石はポジティブな力を授ける「ペリドット」です。
石の特徴
鉱物学では「オリビン」、宝石学では「ペリドット」と呼び分けられています。
ペリドットは溶岩の塊に運ばれて地表に出るため、急激な減圧で石が小さな粒に砕けてしまいます。
そのため、現在流通しているペリドットも他のパワーストーンに比べて小さめで、少し大きなものになると内部亀裂がかなり目立ちます。したがって、亀裂が無く、大粒のペリドットはかなり貴重な石といえます。
また、ペリドットは隕石の中で発見されることもあります。2005年には、NASAの探査機スターダストが宇宙から持ち帰った彗星塵の中からもペリドットが発見されました。
名前の由来・歴史・伝説
石の色が食用のオリーブに似ていることから、ラテン語の「oliva(オリーブ)」に由来し、鉱物名が「オリビン」と名付けられました。
古代エジプトではペリドットを国家の象徴「太陽神」のかけらとして、崇めていたと伝えられています。
光の屈折率が非常に高く、夜の闇の中でも鮮明なグリーンを保つことから、「イブニング・エメラルド」といった別名もあります。
石言葉
夫婦の幸福・夫婦愛・豊穣
ペリドットが持つ石の力
知性を強化するパワーストーンといわれているペリドット。
思考力や理解力、そして判断力が備わるデキる女性を目指したい人にはぴったりです。
また、プレゼンテーションなど人前で話をしなくてはならない時に身に着けることで自信をもって挑めることでしょう。
持ち主の内面を光り輝かせ、魅力を高める効果が期待できる石でもあるので、パーティーや交流会などに身に着けていくと周囲の人から注目を集めることができそうです。
その他、「太陽の石」を象徴するペリドットは、邪気を退けて身に着けている人の周囲に取り巻く災いを払うといわれているため、護符としても人気があります。
ペリドットのお手入れ方法
ペリドットはモース硬度(※)が6.5~7と比較的低く、特定方向へ割れやすいという性質を持っているため、強い衝撃を加えると割れる危険性があるので注意が必要です。
※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の一つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。
浄化に最適なのは、水晶クラスター、セージ、月光浴、太陽光、クリスタルチューナーなどです。太陽光に当てるときは午前中に5分程度当てるようにしましょう。
誕生石はプレゼントにもぴったり
厄払いや護符というと、どうしても重たいイメージですが、ペリドットはさりげなくお洒落に身に着けられるアイテム。
ゴールドと組み合わせたアクセサリーが、よりパワーを発揮してくれるといわれているので、大切な人のプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
ペリドットを手にした皆さまに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。
(山本奈央/All Aboutパワーストーンガイド)
※画像はイメージです
※この記事は2020年10月27日に公開されたものです