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【6月の誕生石】ムーンストーンの石言葉・意味・秘められたパワー

誕生石

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド)

6月の誕生石:ムーンストーン

6月の誕生石は「月の力が宿る石」女性をサポートする、ムーンストーン。

直観やインスピレーションを高めるといわれ、大切な人の危険を知らせ、守護するパワーがあると伝えられています。

石の特徴

ムーンストーンは長石(フェルドスパー)という鉱物の1つです。

ムーンストーンは、同じ長石グループの微晶な石がいくつもの層で重なり合ってできており、その層に光が反射してムーンストーン独特の不思議な光を放ちます。

この輝きは「シラー(きらめき)」と呼ばれ、真珠のようなやわらかい光の効果を見ることができます。

一般的に知られるムーンストーンは乳白色ですが、青白い光を帯びるものから、オレンジ、ピンク、グレーなどさまざまな色があります。

名前の由来・歴史・伝説

語源は古代ギリシャ語で月を表す「selenites(月)」。古代では「セレニテス」と呼ばれていて、ムーンストーンと呼ばれるようになったのは17世紀以降です。

月の光でムーンストーンを見ると、「月の満ち欠けに従い、ムーンストーンから発する光も大きくなったり小さくなったりする」ことに由来しています。

ムーンストーンには月の女神ダイアナが宿るとされ、月のパワーを秘めた石として大切にされてきました。

また、満月の夜にムーンストーンを口に入れたり、眠る時に身に着けることによって未来を予言できると信じられていたそうです。

古代インドでも月が宿る「聖なる石」として崇拝されるなど、世界各地で愛されてきたパワーストーンです。

石言葉

愛の予感・富貴

ムーンストーンが持つパワー

愛を伝える力がある「恋人たちの石」として人気の高いパワーストーン。

恋人とけんかをして仲直りしたい時や遠距離恋愛をしている人におすすめの石です。

万物を陰と陽の2つに分類する中国の思想「陰陽説」では月と女性は陰、太陽と男性は陽を表します。そのため、月の名前をもつムーンストーンは女性性が強いパワーストーンと考えられています。

女性が身に着けることで、月のエネルギーをキャッチして、所有者の第六感が冴えるといわれているムーンストーンですが、自分や自分にとって大切な人に何かあった時に、石に何らかの変化が現れて異変を知らせてくれるともいう言い伝えもある不思議な石なのです。

ムーンストーンのお手入れ方法

モース硬度(※)が6~6.5と比較的デリケートな上、高温や急激な温度変化に弱い石です。

※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の一つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。

また、ムーンストーンは特定の方向からの衝撃に対して割れやすい性質を持っているため、取り扱いには注意しましょう。

お手入れ方法ですが、柔らかい布で優しく拭いてあげるのがおすすめです。その他、新月から満月までの月光、特に満月の夜に当てると浄化作用があるといわれています。

誕生石はプレゼントにもぴったり

ムーンストーンは身に着けた人を守護するパワーが高いので、大切な人とペアで持ってみてはいかがでしょうか。遠距離恋愛をされている恋人同士には特におすすめの石です。

ムーンストーンを手にされた皆さまに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。

(山本奈央/All Aboutパワーストーンガイド

※画像はイメージです

※この記事は2020年10月26日に公開されたものです

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド) (パワーストーン講師)

人生の転機に出逢った天然石をきっかけに、天然石専門店「BB stone KOBE」を20店舗立ち上げ、その後「日本パワーストーン協会」を設立。その実体験も含め、効果を実感された9万3千人以上の効能データをもとに、パワーストーンの知識の普及に努めている。

All Aboutパワーストーンガイド
https://allabout.co.jp/gm/gp/1107/

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