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【4月の誕生石】水晶の石言葉・意味・秘められたパワー

誕生石

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド)

4月の誕生石:水晶

4月の誕生石はパワーストーンを代表する「万能の石」、水晶です。

石の特徴

水晶は地球上で産出する最も代表的な鉱物の1つであり、透明度が無い物を「石英(クオーツ)」、無色透明の物を 「水晶(ロッククリスタル)」と呼びます。

地球の中心部の殻に含まれる二酸化ケイ素が地中のマグマの熱で溶かされ、それが冷えて固まったものが石英となるのです。日本各地でも産出されるため、馴染みの深い鉱物といえるでしょう。

水晶は、特定の角度で切り出した水晶板に電圧をかけると非常に安定した一定の振動(または周波数)が発生し続けます。

その優れた特性を生かして、時計や携帯電話、テレビ、パソコンなどに利用され、私たちの生活には欠かせないものとなっています。

名前の由来・歴史・伝説

古代の人々は水晶を氷の化石と信じていました。そのため、ギリシャ語で氷を指す「krystallos(クリスタロス)」がクリスタルの語源となり、現在のクォーツの名前の由来となりました。

太古の昔から、世界中の人々に装飾品や通貨として親しまれ普段の生活にはもちろん、大切な祈祷や儀式など神聖な場所でも用いられていたそうです。また、日本では「水精(すいしょう)」と呼ばれ、精霊が宿る石とされ大切にされてきました。

水晶は土地を清め、厄を祓い、運気の流れを良い方向に整えるパワーがあると信じられています。そのため、お寺や古い建造物の地面に埋められていることがあり、現代でも神社や地鎮祭の時などに水晶を埋める風習が残っている地域もあります。

石言葉

予感・万物との調和

水晶が持つパワー

古来より魔除けや厄を払う石として人気があるパワーストーン。身に着けることで自分の中に眠っている潜在的な能力を引き出し、持ち主を輝かせてくれることでしょう。

また、運気を向上させるためには、良い気を活性化させることが必要ですが、水晶にはあらゆるものを清め、浄化するパワーがあるといわれているので気の流れを良くする効果が期待できます。

場の調整にもひと役買ってくれるので、どうしても周囲や環境に馴染めない時には水晶のパワーを借りてみましょう。

水晶のお手入れ方法

水晶のモース硬度(※)は7と高く、比較的扱いやすいパワーストーンといわれています。

※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の1つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。

お手入れする際は柔らかい布で優しく拭いてください。大きな原石などは、清らかな水で洗い流してあげましょう。

水晶クラスターやセージ、流水、日光浴、クリスタルチューナーなどを用いて定期的に浄化を行うと、よりパワーを発揮してくれますよ。

誕生石はプレゼントにもぴったり

 

老若男女、年齢を問わず愛され続け、持つ人を選ばないニュートラルな石、水晶。癖がないパワーストーンなので、基本的にどなたが持っても力を発揮してくれるといわれています。

水晶を手にされた皆さまに たくさんの幸せが降り注ぎますように。

(山本奈央/All Aboutパワーストーンガイド

※画像はイメージです

 

※この記事は2020年10月13日に公開されたものです

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド) (パワーストーン講師)

人生の転機に出逢った天然石をきっかけに、天然石専門店「BB stone KOBE」を20店舗立ち上げ、その後「日本パワーストーン協会」を設立。その実体験も含め、効果を実感された9万3千人以上の効能データをもとに、パワーストーンの知識の普及に努めている。

All Aboutパワーストーンガイド
https://allabout.co.jp/gm/gp/1107/

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