【1月の誕生石】ガーネットの石言葉・意味・秘められたパワー
1月の誕生石:ガーネット
1月の誕生石であるガーネットは、古くから愛されてきた生命力と実りを象徴する石です。
石の特徴
ガーネットといえば、赤い石を想像する方が多いと思いますが、実はガーネットとは1つの石の名前ではなく、石のグループの総称なのです。そして、そのグループの石は10種類以上もあります 。
代表的なのは「アルマンディン」と呼ばれるガーネットで、全体的に濃く黒っぽい赤みが特徴です。
その他、橙色の「オレンジガーネット」や緑色の「グリーンガーネット」などもあります。日本では2004年に、奈良県の天川村でレインボーガ―ネットが発見され話題となりました。
名前の由来・歴史・伝説
語源は、ラテン語の「granatus(グラナトゥス/種子)」に由来するとされ、日本では柘榴に似ていることから「柘榴石(ざくろいし)」と呼ばれています。
生命力・情熱・実りを象徴する、最も古い歴史を持つ宝石の1つで、旧約聖書にある「ノアの方舟」の伝説では何日も続く洪水の中で暗闇を照らす、ともしびの役割を果たしたといわれています。
古代ギリシャやローマでは「血」を連想させるその色合いから、怪我を防ぐ護符として兵士たちが身に着けたり、貞節や絆の証として恋人に贈ったりしたと伝えられています。
石言葉
真実・友愛・忠実
ガーネットが持つ石の力
古くから愛されてきた生命力と実りを象徴する石、ガーネットは一途な思いを貫き、目標に向かって日々邁進している人にふさわしいパワーストーンです。
どんな困難や障害にぶつかっても立ち向かう勇気を与えてくれるので、やがてその努力が実り、周囲に正当に評価されるようになっていくでしょう。
デスクワークや物づくりなど、コツコツとした努力や忍耐が必要な時に身に着けるのがおすすめです。
ガーネットにはもう1つ素晴らしいパワーがあります。精神安定剤といわれるほど、メンタル面の浮き沈みを改善する効果があるといわれているのです。
気分が落ち込んだ時にはゆっくりと背中を後押ししてくれ、また反対にイライラしている時には心が安定に向かうようにサポートしてくれます。
ガーネットのお手入れ方法
ガーネットのモース硬度(※)は7.5と高く、比較的扱いやすいパワーストーンです。
※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の一つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。
お手入れする際は柔らかい布で優しく拭いてください。水晶クラスターやセージ、流水、日光浴、クリスタルチューナーなどを用いて定期的に浄化を行うと、よりパワーを発揮してくれますよ。
誕生石はプレゼントにもぴったり
日本ではガーネット婚といわれ、結婚18年目の記念日にガーネットを贈るのが良いとされています。
「一途な愛」「不変の愛」を象徴する石なので大切なパートナーへ贈ったり、石言葉にある「友愛」という言葉通り、仲の良い友達へのプレゼントにしてみたりしてはいかがでしょうか。
ガーネットを手にした皆さまに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。
(山本奈央/All Aboutパワーストーンガイド)
※画像はイメージです
※この記事は2020年09月16日に公開されたものです