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「期待しない生き方」が正解な理由。期待はなぜ裏切られるのか

ラブホの上野さん

期待をする人は努力をしない人

その人を信用し続けられるような努力をしていれば、裏切られることはそうそう御座いません。もちろん絶対に裏切られないということは御座いませんが、その数は決して多くはないでしょう。

ですので、もしも皆さまが「人に裏切られてばっかりだ」と感じるのであれば、恐らくそれは人を信用しているのではなく、人に期待をしてしまっているのだと思います。

期待をする人は相手を信用するための努力をしません。むしろ目をつむります。

「相手はこうしてくれるはずだ」という甘い願望にすり寄って、その現実から目を逸らすのです。

これは道端に財布を置くようなものでしょう。

恐らくこの世界のほとんどの人間は人の財布を盗もうと思っておりません。ですので「多くの人は盗みをしない」と信用するのは良いでしょう。

しかしだからと言って、道端に財布を放置してそこから目を離せば、出来心で財布を取ってしまう人が出てきてしまうのは想像に難くありません。本来であれば信用できたはずの人間を、自分の愚行によって信用できない人間にしてしまっているのです。

人間関係や恋愛においてもこれと全く同じようなことが起こるでしょう。

浮気をする気がない人を、浮気する人にしてしまったり。

裏切る気がない人を、裏切らせてしまったり。

期待をし、目を逸らす人間は本来信用ができる人物を信用できない人物に自分でしてしまっているのです。

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