気前がいい人の特徴は? 200人に調査!
気前がいい人の心理とは?
なぜ気前がいい人は、前述のような言動を取るのでしょうか。
それは、人間関係をとても大切にしているから。
どんな相手とでも、その場限りではなく、これからも良好な関係を築いていきたいと思っているからこそ、気前よく振る舞います。そういう意味では、未来への投資として捉えている人が多いかもしれません。
また、気前がいい人は、人が喜んでいる姿を見るのが大好きです。
喜びや楽しさは、みんなでシェアすればもっと大きくなると考えているので、みんなのためにお金を使うことが喜びになっています。自己犠牲をしているわけでも見返りを求めているわけでもなく、良い人だと思われたいわけでもなく、純粋に、自分の大切な人が喜んでくれることが自分の幸せと直結しているのです。
気前のいい性格のメリット・デメリット
良いことだらけに見える「気前がいい人」ですが、実はメリットとデメリットがあります。せっかくならそれを生かしたいもの。
性格のメリットとデメリットとは? また、どんなことに注意をすればいいのでしょうか。
メリット
気前がいい人は、人に喜んでもらうことが大好きです。したがって、お祝いなどの重要な場面では、お金を惜しまず使えるので印象が良くなりますし、「この人と一緒にいると楽しい」と思ってもらいやすいので、周囲には自然と人が集まってくるでしょう。
また差し入れをするなどさり気ない気配りがあるので、感謝されていることも多いです。
良好な人間関係を築けるところが、気前がいい性格の最大のメリットといえるかもしれません。自分が困っているときには、手を差し伸べてくれる人がたくさん現れるでしょう。
デメリット
ただし、喜んでほしくてやっているだけのことでも、羽振りがいいことが目立ってしまうと良く思わない人も出てきます。
良かれと思って気前よく振る舞ったことでも、「お金があることをアピールしている」と捉えてしまう人からすれば嫌味に受け取られてしまうことも。やっかみの対象になることもあるので注意が必要です。
また、いいように使われてしまうと、「払ってもらって当然」という態度を取る人が出てくる可能性もあります。
性格のメリットを生かすには?
相手に喜んでほしいと思っていても、相手が恐縮するような金額では逆効果。「お返しをしないと申し訳ない」と感じることのないようなレベルにとどめておけるといいですね。
「遠くから来てくれたからお昼は出すね」「こないだ仕事手伝ってくれて助かったから、これよかったら食べて(とお土産を渡す)」というように、相手がしてくれたことへのお礼を理由にすると、負担を感じさせることなくすんなりと受け取ってもらえますし、印象も良くなります。
一度にたくさんのお金を使うよりも、ちょこちょことしたもので気持ちを表現していくといいでしょう。
また、「この人とずっと仲良くしていたいな」と思える人に対してだけ気前よくしていくことが、トラブルを避けるポイントです。誰に対しても気前よくするのではなく、相手の人となりを知ってからの方がいいかもしれません。
▶次のページでは、気前がいい人になるためのポイントを紹介します。