「めざとい」って悪口? 本当の意味と「めざとい人」の10の特徴
「めざとい」のは良いことか、悪いことか
めざとい人の特徴が分かったところで、「めざとい」と言われることが良いことか悪いことかを考えてみようと思います。
この言葉には、なんとなく「悪賢い」イメージがありますよね。一般的なニュアンスを挙げると「自分の利益に細かい」という感じでしょうか。
しかし本来的には「(細かいことに)気付くのが速い」というだけの意味なのです。
他人の心情や、周囲の状況に気付ける能力のことをいうのであって、そこに「自分のメリットにだけ」という制限は込められていません。
これが大事なポイントです。本来の意味は観察力がある、記憶力がいい、情報通であるという、すごく貴重な能力を指す言葉なのです。
大事なのは「何となくのニュアンス」に惑わされないことでしょう。
確かに揶揄するために使われることもあります。しかし、実際は、悪いことではなく、単なる能力を指す言葉です。むしろ場合によっては、優れた人材だといえるのです。
ポジティブな意味の「めざとい人」になろう
さて、今回は「めざとい人」がテーマでした。
もう一度強調させてください。とても大事なことだと思うから。
周りの語るニュアンスは関係ありません。大事なのは、あなたがいい人生を送ることだけですから。めざとくってもいいわけです。
それは利益にだけ「めざとく」なることではありません。むしろ他人の気持ちや、周りの状況を見抜いて、誰もが幸せになるように行動できることだと思います。
そういう「めざとさ」なら周りからも大歓迎されるのではないでしょうか。
あなたに幸せが舞いおりるように願っております。
(浅田悠介)
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※この記事は2020年04月22日に公開されたものです