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自制心とは。自制心を鍛える方法

桑野量(心理カウンセラー)

自制心とは何でしょうか。自制心の意味と自制心が強いこと、自制心がないことについて、心理カウンセラーの桑野量さんが解説してくれました。自制心を養うトレーニングも紹介します。

自制心がない人と自制心が強い人の違い

自制心がない人と自制心が強い人の違いは何でしょうか?

自制心がない人の特徴と心理

(1)感情的になりやすい

自分の感情をコントロールすることが苦手なので、感じたことをすぐに外に表現してしまいます。

素直な人という印象を与えることもありますが、その感情で相手を振り回してしまうこともあります。自分の感情を我慢できない自制心のない人と思われてしまいます。

(2)物事が長続きしない

目標があっても目の前のことに流されやすいので、長続きしません。いわゆる「三日坊主」になってしまいます。

何かを始めることが思いつきであることも多く、その時の感情に任せているので、「そもそも本当にやりたかったのかな?」ということもあります。

(3)時間や規則にルーズ

自分のことを優先させてしまうことが多いので、時間に遅れることや会社の規則を破ってしまうこともあるかもしれません。

怠惰な性格や自己中心的に思われることもあります。

(4)浪費癖がある

その時の気持ちを優先させてしまい、本当に必要かどうか見極める前に買い物をしてしまうことがあります。

買ったものが必要かどうかというよりも、「買う」こと自体が目的になっているので、それが満たされることを優先させてしまう場合も。

(5)コミュニケーションが苦手

相手の言葉や行動に、すぐ反応してしまうので、コミュニケーションが円滑にできないことがあります。

相手の話を聞いていても、「だって」「でも」と、自分の話をしたくなってしまうかもしれません。

自制心が強い人の特徴と心理

(1)集中力がある

目標に集中できるのは、その目標に不必要な気持ちや感情を制御できているからです。「今自分が何を優先するべきなのか?」それを軸にぶれることがありません。

(2)計画性がある

仕事や目標のために何が必要なのか? 計画性を持って考えて準備できます。

その場の流れや出たとこ勝負にならないように全体像を把握しながら必要なタスクを進めていくことができます。

(3)責任感が強い

目の前のことに左右されずにやり遂げる力があるので、責任感も強くなっていきます。

逆の見方をすれば、目標や目的を最後まできっちりやり遂げる責任感が強いので、目の前のことに左右されないよう自制心が強くなったともいえますね。

(4)健康維持、ストレスケアへの意識が高い

身体的にも精神的にもストレスがかかっている場合は、自分の感情や気持ちをコントロールするのは難しくなってしまいます。

自制心の強い人は、そのような状況に陥らないように自分の体調をメンテナンスしていることが多いです。しっかりとした生活リズムを作っていくことも、自制心を強めるためには必要ですからね。

(5)相手のために行動できる

相手に合わせて行動できることは、自分の気持ちをきちんとコントロールできているからです。

ただし相手に合わせ過ぎて、自分のするべきことも見失ってしまうこともありますから、自分に負荷がかからない範囲で、相手のために行動できることが大切です。

次ページ:トレーニングできる? 自制心を鍛える方法

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