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専門家が教える「化粧の基本的な順番」

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

ポイントメイクの基本的な順番6STEP

続いて、ポイントメイクの基本的な順番について紹介します。

STEP1:アイブロウ

前述の通り、顔の印象を決めるパーツなので先に仕上げます。

ペンシルで眉尻、下側のラインを取り、パウダーで隙間を埋めます。


毛流れをつけるため、また色を馴染ませるために、アイブロウマスカラはペンシルやパウダーの後に使います。

STEP2:アイシャドウ


アイラインやマスカラより前に行うことで、アイシャドウの粉がアイラインやまつげにかかってぼんやり見えてしまうのを防ぎます。

STEP3:アイライン

マスカラより前に行うと、無理なくまつげの隙間を埋めることができます。

STEP4:マスカラ


目元に力を与え、顔の上半分を仕上げることで、下半分の仕上がりを想定しやすい状態を作ります。

STEP5:チーク


アイメイクとリップメイクをつなぐ存在です。顔の上半分で作った印象になじませます。

STEP6:リップ


前述の通り、メイク全体の「締め」として色や質感を選択します。

アイメイクを強調したい場合やナチュラルなイメージで仕上げたい場合は、なじみの良い色で控えめに。リップメイクを強調したい場合はここで主役になる華やかな色を使います。

“基本の順番”で全体のバランスが取れる

いかがでしたでしょうか。

全く違う順番でメイクをしていた方もいらっしゃったと思います。

私も自己流の時期が長くありましたが、基本を知った後はそれに倣ったほうが楽だと感じました。全体のバランスを取りやすいからです。

この機会に、基本の順番を試してみませんか。

(文:西田美穂、撮影:洞澤佐智子、ヘアメイク:佐藤敦俊、モデル:もみじまんじゅりー)

※この記事は2020年03月12日に公開されたものです

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

カラーアナリスト・美容研究家
1984年生まれ。建築業界勤務を経て、カラーリストに転身。ビューティーカラーアナリストの海保麻里子氏に師事し、パーソナルカラーの技術を習得。また、世界的に活躍するメイクアップアーティストNATSUKA氏に師事、一流のメイクアップ技術を学ぶ。現在、パーソナルカラー診断士として活動中。

<保有資格>
文部科学省後援AFT 1級色彩コーディネーター
日本パーソナルカラー協会認定パーソナルカラーアドバイザー
色彩技能パーソナルカラー検定モジュール3(最上級)
インテリア産業協会 インテリアコーディネーター
東京商工会議所 福祉住環境コーディネーター2級
商業施設技術団体連合会 商業施設士

●Instagram
http://instagram.com/mihocolor

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