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円滑・円満に終わらせたい。退職の切り出し方

ぱぴこ

引き止められたときの対処法

上司に退職を伝えに行ったが引き止められてしまうというケースも多いです。

その場合は、自分の意思をはっきりと伝える必要があります。「大変うれしいですが、新しい一歩を踏み出したい」「この職場は好きだが、より成長したい」などポジティブモンスターとしてYES……BUT論法で切り抜けるのが基本です。

留まっていいのかの判断基準

とはいえ、熱心に引き止められた場合や、条件を良くするから留まってほしいと言われると心も揺らぐと思います。

個人としてはよっぽどのことがない限り、慰留より転職を選ぶべきだとは思います。ただ、それでも迷ってしまうこともあるでしょう。

その場合、留まるかの判断は「留まることが転職するよりもプラスになると明確に判断できるか」に限ります。

給与、条件、職種などが、転職した場合よりも明確に改善され、なおかつ口頭で打診された内容が書面で発行されるなど、明確な条件提示がある場合のみ検討すればいいです。

引き止められたときの対処法

会社側がかなり食い下がり、引き止めてくる場合もあるでしょう。そんなときの対処法は3つです。

1.強い意志を伝える

自分の意思が固いことを表明するのは重要です。

迷いを見せると、押し切られる隙を与えることになってしまいます。「どんな理由であっても、退職したい」を伝え続けることが一番の防御になります。

2.ポジティブで押し切る

「自分にもっとやりたい仕事や職種があった」「タイミングでやりたい仕事を得られた」など、前向きでポジティブな理由を伝えましょう。

不満は改善提案をされる可能性があるため、なるべくポジティブな発言を心がけましょう

3.感謝と卒業の言葉を述べる

「この職場には大変お世話になって(でも卒業します)」「みなさんにとても感謝していて、大好きです(が、卒業します)」と、アイドルの卒業コンサートの気分で笑顔でハツラツと卒業を宣言することで、相手にも「卒業」を悟らせることができます

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