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義理チョコとは? 意味と必要性・スマートな渡し方を解説

マドカ・ジャスミン

義理チョコ文化を廃止したいなら?

女性の中にはこう主張する人たちも一定数存在する。

「職場の人に義理チョコを渡す文化が嫌い!」。

その気持ちはわからなくもないけれど、前述したように、別に渡す行為は強制されていない。ただそういう風潮があるだけだ。

なのにも関わらず、さも強制されているかのような口ぶりをし、我儘に苛立っているのはちょっと大人げなさすぎるのではないのだろうか。

渡すも渡さないも“自分で”選択する

いい大人であれば、その選択を他者に委ねるのではなく、自分で選ぶべきだと私は考える。したいならすればいい、したくないならしなければいい。至極シンプルなことをわざと複雑化させるのは、単純に時間の無駄だと気づいたほうが身のためだと知るべきだ。

仮に渡さないで何か言われたり、思われたりするのなら、どんな間柄だったとしてもそこまでの関係だと割り切るしかない。

チョコの奴隷になるな

バレンタインデーだから、イベントだから……、それを理由にギフトを渡すのは素晴らしいけれど、目的と手段を履き違えている人が多いという印象を見受けた。

バレンタインだから仕方なくギフトを渡す。
日ごろの感謝を込めてバレンタインギフトを渡す。

この2つは実に似て非なるものなのだ。この違いがわからないのは、ちょっとまずいかもしれない。勿論、イベント事に乗っかるのは悪いことではない。だけど、自分の優柔不断さや流されやすさをそれのせいにするのはどうだろうか。

乗っかって楽しむのも、何もない日にするのも、結局は自分自身の選択にほかならないとしか言えない。自分がどうしたいか、それをよく考える。それでも渡したいと思う相手がいるのなら、それはとても誇るべきことなのだから。

(マドカ・ジャスミン)

※画像はイメージです

※この記事は2020年01月12日に公開されたものです

マドカ・ジャスミン (エバンジェリスト)

エバンジェリスト。1995年9月2日生まれ。2016年3月に開始した多種多様な人脈や行動力を武器としたライティングや、STD(性感染症)やHIV防止啓蒙活動も行う。その豊富な経験とユニークな着眼点から人間模様を中心とした執筆内容、独自の視点からなるツイートが若者を中心に男女問わず支持を集める。地上波TV番組雑誌への出演多数。2018年3月には、自身初となる自著「Who am I?」をKADOKAWAから出版。

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