彼女に振られた男子の心理。今がチャンス!?
彼女に振られた男性の心理。上手な落とし方とは
恋人に振られ弱っている人間と付き合うことは決して難しいことではありません。
お腹が空いて仕方がない人におにぎりを売るようなものなのです。これほど楽な恋愛は他になく、このチャンスを見逃すなど勿体ないにも程があります。
もちろん簡単とはいえ、振られたばかりの男性にアプローチをするのは、そうではない男性にアプローチをするのとは勝手が違うのも間違いありません。
その中でも特に3つのポイントは非常に重要で、このポイントを抑えておかないと大失敗をしてしまうのでご注意くださいませ。
(1)彼の体裁を考え、強引なふりをする
まず1つ目のポイントは「体裁」で御座います。
一般的に恋人に振られてすぐに別の恋人を作ることはあまり良い印象を与えません。昨日まで振られて泣いていた人が、翌日になったら別の恋人と付き合って楽しそうにしていたら、見ている側としたらどうしても複雑な気持ちになってしまうものでしょう。
ですので振られたばかりの人間は「すぐに自分から次の恋人を作った」と思われたくないのです。すぐに次の恋人を作るにしても「相手が強引だったから断れなくて」という体裁を保ちたがるといえるでしょう。
そのため振られたばかりの男性にアプローチをする場合は「女性が強引だった」という体裁になるようにしなくてはなりません。当然ですが彼の方から話を進めてくれるなんていう期待は捨てて、やや強引に話を進めていく必要があるでしょう。
もちろん本当に強引に関係を進めて相手の意思を無視するのは問題ですが、ある程度「強引なふり」をする必要はあるのです。
皆様も気になる男性からアプローチをされた時に、体裁上「えー……」と嫌なふりをしたことがあるかと思いますが、振られたばかりの男性はあの時の心理と全く同じとお考えくださいませ。
(2)「元カノの批判」はご法度
次に2つ目のポイントですが「元カノの話題」で御座います。
振られたばかりの男性にアプローチをする以上、元カノの話題になる可能性は極めて高いでしょう。もしも彼が自分からその話題を出さなければ一切無視していいのですが、振られたばかりの男という生き物は大抵の場合、元カノの話題を出してくるものなのです。
これがなかなかに厄介な代物でしょう。
「元カノの話題」は間違いなく彼の地雷原なので迂闊に踏み抜くと大爆発する危険性がございます。ですので「元カノの話題」の取り扱いにはくれぐれも注意をしなければなりません。
それでは仮に彼が「デートで遅刻しまくるから、元カノに振られた」と言ったとしましょう。この場合、どのような態度で彼の話を聞けば良いのでしょうか?
まず最も危険な対応が「それはお前が悪い」という対応で御座います。確かに間違いなく彼が悪いわけですし、彼もそんなことは十分に承知しているのですがこんなことを言ってくる相手のことを好きになる人などおりません。
弱っている人間に「お前が悪い」などと言って追い詰めてはいけないのです。弱っている人間にはまず飴を配り、鞭を振るうのはその飴を舐めて元気になってからにすべきでしょう。
次に危険な対応が「そんなことで怒る元カノが悪い」というような元カノ批判で御座います。
これは非常に難しい問題でしょう。綺麗事を言えば「人の悪口を言うような人間は魅力的ではないから避けるべきだ」となるのですが、現実問題として悪口で一緒に盛り上がるほど関係を親密にさせる方法はあまりありません。
ですので「元カノの悪口」も上手く使えば非常に効果的なのですが、その使い方が難しいので注意が必要です。使い方を誤ると彼の地雷を踏み抜く危険性が非常に高いのです。
まず悪口を言う場合、彼よりも過激になってはいけません。例えば彼が「遅刻したくらいで怒るなんて心が狭いよな!」と言っている時に「遅刻程度で怒る人間は心が歪んでいる。そしてすぐに怒る人間は知性が低いのだ。そのため別れて正解である」というような彼よりも過激な意見を言ってはいけないのです。
自分よりも過激な人間がいると、多くの方は冷静になってしまうのです。そのため「いや.……そこまでは言ってない……」と彼が冷静になって、過激なことを言っている皆様にドン引きしてしまう可能性が高いでしょう。
また過激な意見を言う際にはどうしても言葉が汚くなりがちで御座います。言葉遣いは非常に重要であり、言葉が汚いとどうしても下品な人間に見えてしまうものでしょう。つまり批判そのものではなく「下品に見える」ということが問題なので御座います。
ですので彼の元カノ批判に乗っかる場合は「遅刻したくらいで怒るなんて心が狭い」→「それはちょっと余裕がなさすぎかもね」くらいに留めておいたほうが良いでしょう。彼が言った悪口を70%くらいに縮小して言い換えるとお考え頂ければ分かりやすいことと思います。
とはいえ「元カノ批判」は地雷が多い対応方法なので、積極的に使う必要はないでしょう。上手に使えば効果的なのは間違いありませんが、その反面でリスクがあまりにも高すぎるのです。
(3)「彼擁護」でアプローチする
そのためオススメなのは「彼擁護」という方法で御座います。
例えば「遅刻して振られた。彼女は心が狭い」であれば「相手のことを軽んじているから遅刻するわけじゃなくて、安心して信頼しているから遅刻しちゃうんだよね~」というような対応が「彼擁護」になるでしょう。
彼擁護は元カノの批判を一切せず、彼のことを擁護するという対応で御座います。この方法のメリットは大きく2つ御座います。
まず元カノの批判をしないので「批判地雷」を防ぐことができるでしょう。また罵倒する発言ではないので、言葉が上品になりやすいのもメリットの1つです。
2つ目のメリットは「遅刻が悪い」ということには同意をしているということ。そもそも「こんな理由で振られた」と言っている方は基本的に自分の何が悪かったのかを理解しているのです。先ほどの遅刻の例でいえば、彼だって「遅刻は悪いこと」ということくらい分かっていると言えるでしょう。
ですのであの場面で「遅刻くらいで怒るなんてひどい」と言ってしまうと「この女は遅刻を悪いことだと思っていないのか?」と彼を不安にさせてしまうのです。
一方で「遅刻は悪いけど、それには理由があるよね」という彼擁護のスタンスであれば 「遅刻は悪いこと」という価値観は守ることができるでしょう。そのため彼に余計な不安を抱かせることがありません。
そしてこの「自分が悪いことは分かっているけど、自分にも事情があった」ということこそが、愚痴を言う人間が最も理解してほしいと思っていることなのです。
ですので、彼が元カノの話題を始めたら「元カノ批判」をせずに「彼擁護」をすることを心がけると良いでしょう。