話のネタに困ったら? 元ホステスが伝授する盛り上がる話題10選
愛される女性が実は使っている話のネタ10選
では、そんな愛されコミュニケーションを取っている女性は、具体的にはどのような会話をしていると思いますか?
1.天気の話
「おはようございます! いい天気ですね」「こんばんは。今日寒いですねー!」
困ったらまずはお天気の話です。たいていのお相手が同じように返してくれます。
導入として毎日使っても問題ないし、挨拶にもなる。「天気」の話題は、発声の練習だと思ってどんどん口に出していきましょう。
で、ここからナチュラルに「そういえば隣のビルに、インスタで流行ってるソフトクリーム屋さんがオープンしたの知ってます? 今日ソフトクリーム日和ですよねー」とか、「油断していて冬服まだ出してないのに困っちゃう(笑)」と会話が流れていくワケです。
2.出身地の話
先ほど挙げた共通点のテッパンが、出身地です。
もし共通ならこれだけでかなりネタになるし、共通じゃなかったとしても他県のことは知らないことも多いので質問しやすいというメリットがあります。
地方なら方言で盛り上がれるし、東京出身の方には「東京出身ですよね? ナマリがないからすぐにわかりましたー」とかね。
3.おいしかったお店の話
昔行ったおいしい店から、最近行った店とか、その人の好みそうなお店を紹介すると、確実に喜ばれます。
お高いお店については、連れてってもらったとか、自分へのご褒美にとか、自慢に受け取られないように注意してください。平然と言い放って許されるのは、良家のご息女だけです。
私は「ゆみさんは高級フレンチしか行かないんだと思っていました」と言われてから、意識的にコキタナシュラン系を紹介しています。
そんなお店が「えっ、焼き鳥とか食べるの……!?」みたいなお嬢様にウケたりするので、ほんと人って話してみないとわかりません(笑)。
4.政治・経済の話
社会に出たての就職ホヤホヤの方にはこの話題もアテにしてOK。ファイナンス系は苦手な女性が多いので、中堅の女性にも使えるネタだと思います。
「イマイチどういう話なのかわからないんですけど、こういうことで合ってますか?」とか、
「調べたらこういうことなんですね?」的な会話のスタイルは、割と好感が度高いです。
株、FX、確定拠出年金……好きな人はホントに詳しいですし、自分のためにもなるので相談相手をこの機会に得ておきましょう。
5.親戚・友だちの子どもの話
笑えるネタだしほのぼのしてるし、誰も不幸にならないステキな話題です。写真も動画も、小さい子は絵になります。
ちょっと目を離した隙に我が子が便器のなかに手をつっこんだ、という悲惨な経験を積んでしまった私も、他人の子どものネタならおおらかに笑っていられます(笑)。
6.ペットもしくは動物の話
犬派? 猫派? だけで一日話せるポテンシャルを持った話題です。
子どもと同じく、ペットも絵になるんですよね……。SNSで流れてくる子猫と子犬の動画は、必ず再生する私が言うので間違いありません。
今日のバズにゃんこを紹介するだけで、温かい空気になること間違いなしです。
あ、披露するときはアカバレしないように気を付けて!
7.楽しい小説とかマンガ、ドラマ、映画の話
共通の話題にはエンターテインメントも不可欠です。
簡単なのがマンガとドラマ。各動画配信サイトの視聴が増えているとはいっても、まだまだテレビドラマは健在だし、マンガもぜひ話題に挙げてほしいです。また、ゲームも然りです。
ホステス現役時代、ゲームとマンガが大好きすぎて「起きてる時間はマンガかゲームしかしてません」とオタクを公言したら、「ほかのホステスはゲームなんかやんないじゃん」と指名が増えた私が言うんだから間違いないです(笑)。
8.新発売の食べ物の話
話題作りしやすいです。
「各コンビニのスイーツはほぼ制覇してます!」と言える程度に詳しいと、何かと重宝されたりもするし、「食べてみませんか?」と配れば、それはそれで会話のきっかけにもなります。
逆にダイエット中の方は、「効果のあったダイエット方法」をオススメします。女子の食いつき、スゴいですから(笑)。
9.最近の失敗談
キャラにもよりますが、失敗談や「私わりと抜けてるんだよね」的なお話が、警戒心を簡単に解けるのでオススメです。
軽い話題だと面白いし好感度が上がりやすいので、日々の面白ネタを用意するときの材料としてはもってこいですが、深刻な話題はタイミングが大切です。
自虐ネタについては、まずは軽いものをジャブで。
どの失敗談も用法用量をよく考え、高頻度は避けましょう。
10.聞くときの姿勢
話題ではないんですが、話すときの姿勢、意識してますか?
顔と体を、お相手に向ける。要所要所で目を合わせる。地味ですが、とても重要です。
人ってちゃんと話をしよう・聞こうと思うと、無意識に話している人の方向に体が向くんです。
そっぽを向いて話しているということは、体中で「あなたの話に興味はありません」と伝えているようなものです。
目を合わせられない……! というシャイガールは、せめて鼻を見つめてください。これをするだけで、できなかったときより数倍会話が楽になるはずです。