お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「冗談が通じない人」の心理と対処法。真に受けるタイプにはどう接するのが正解?

小日向るり子

冗談でも言ってはいけないNGな話題と注意点

それでは最後に、冗談でも言ってはいけないNGな話題や注意点をあげていきたいと思います。

(1)宗教、政治、セクシャリティの話題

宗教と政治については個人の価値観が大きく関係してきます。

また、セクシャリティについては、マジョリティとマイノリティで話題にすること自体に大きな感覚のちがいがあります。

特に誰が聞いているかわからないような公の場所では、冗談であってもなくても話題にすること自体がNGです。

(2)身体的特徴に関する話題

身体的な特徴は、コンプレックスに感じている人がとても多いです。

メディアでは笑いに変換されることもあるため、笑いにできれば許容されていると勘ちがいしがちですが、芸能の世界は一般社会とはちがいます。

そこには芸のプロであるという双方の自覚と報酬など、特殊な事情が働いていることを理解しましょう。

(3)文章での冗談は避ける

具体的な話題に関わらず、どのような話題でも文章で冗談を伝えることは、よほど信頼関係がある場合を除いて避けたほうがよいです。

文章の最後に(笑)や笑っている絵文字をつければ大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、これらは場合によってはバカにされた、侮辱されたなどと受け止めかねられません。

冗談は、基本的にその場の空気や相手の表情とセットになったときに成立するものだと認識しましょう。

次ページ:冗談は相手との関係が温まってから言うこと

SHARE