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人生なんとかなる! 気楽でしなやかに生きるための方法

秋カヲリ

人生なんとかなる! と思わせてくれるおすすめ本&漫画

「人生なんとかなる!」と思わせてくれる本や漫画をご紹介します。

悩んでいるときも背中を押してくれ、心が軽くなることでしょう。

(1)『フルーツバスケット』

別に 急に強くなれた訳じゃないし 何かが変わった訳でもない(中略)大切なのは 弱さ故の向上心

『フルーツバスケット』(高屋奈月著)より

『フルーツバスケット』(高屋奈月著)は、登場人物たちそれぞれが悩みを抱えており、葛藤しながら乗り越えていく漫画です。

だれひとりとして強い人間はおらず、他者とコミュニケーションしながら少しずつ前を向いていきます。

前向きになるまでの過程がストーリーでていねいに描かれているので、共感しやすいのではないでしょうか。

漫画ですから、活字が苦手な人でも読みやすくおすすめです。

(2)『私とは何か 「個人」から「分人」へ』

唯一無二の「本当の自分」という幻想に捕らわれてきたせいで、非常に多くの苦しみとプレッシャーを受けてきた

『私とは何か 「個人」から「分人」へ』(平野啓一郎著)より

『私とは何か 「個人」から「分人」へ』(平野啓一郎著)では、“分人”という概念を用いて「素の自分」「本当の自分」といった絶対的な自分は存在しないと説いています。

自己評価が低く「自分はダメな人間だ」と思い込んでいる人にぴったりの一冊です。

自己の捉え方が自分の首を絞めていることに気づくのではないでしょうか。

(3)『永い言い訳』

悲しいことは起きるけど、そのとき世界のどこかでは、また嬉しいことも起きてるんだ

『永い言い訳』(西川美和著)より

『永い言い訳』(西川美和著)は映画化もされたラブストーリーで、妻が死んでも泣けない作家男性が主人公です。

妻を亡くした2人の対照的な夫を軸にしてストーリーが展開し、家族を失った男性がどのように人生を取り戻すのかが描かれています。

人間の弱さや醜さも描写しつつ、愛とはなにかを深く問う内容に仕上がっていて、他者との関わり方を見つめ直すきっかけになるでしょう。

人間関係が人生の苦難を乗り越えるカギだとわかります。

次ページ:自分の客観視して深く理解することが大事

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