お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
コラム 働き方

結婚と仕事、どっちを選ぶべき? #お仕事ハック

ぱぴこ

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「結婚と仕事、どっちを取るべき?」という女性のお悩みに、外資系OLコラムニストのぱぴこさんがアドバイス。

結婚と仕事、どっちを選ぶべき?

彼氏と遠距離恋愛中で、いつか結婚したいと考えています。でもお互いに今の仕事が好きなのでやめたくないです。とはいえ結婚したら子どももほしいので、別居婚という選択をするのは不安です。こういう場合、結婚とキャリア、どちらも手に入れるのは難しいのでしょうか?

「結婚か、仕事か」

働く女性がこの選択肢を一度も考えないことは、現代社会ではナイのでは? というくらい、メジャーな問題です。かく言う私も、相談者さんと同じように結婚適齢期と言われる時期に遠距離の恋人がおり、「結婚するか? 仕事をとるか?」で悩んだことがあります。

当時の私もひとりもんもんと悩んだことがあるので、相談文を読んで過去の自分がよみがえり「あーーーーーーー!」とブラウザ前で叫びそうになりました(未遂)。

しかし、一緒に頭を抱えていても進まないので、考えてみましょう。

先に結論を言ってしまうと、どの選択肢を選んでも「正解か」はわかりません。最終的には「何を選択するのが一番自分にとって納得感があるのか」を探ることが必要です。

今決断する話なのか、そうではないのかを分解しよう

相談文に散りばめられている「遠距離、結婚、仕事、子ども」という要素は、一つひとつが重く、悩みの種になるのはよくわかります。ですが、「いつか結婚したい」という気持ちがあるだけで、「いつ結婚するか」が、今の時点では明確に決まってはいません。

何が言いたいかというと「今悩んでいることは、今すぐすべてを解決しなくてはいけないのか?」ということです。

たとえば「別居婚は子どもがほしいから不安」とありますが、結婚後すぐに妊娠・出産したいのでしょうか? たとえば結婚後1~2年は別居婚をしてみるなど、「猶予」が設定できれば、解決するためのアクションプランを練り、実行する時間が増えます。

「今の仕事を続けたい」も、会社なのか業務なのかによっても考え方が変わります。会社であれば、どちらかが支社に転籍するなどで続けられる可能性がありますし、業務であれば転職という可能性も見えてきます。

解決できる問題から解決し、進めないとドツボにはまる

上記は一例ですが、1~2年の間にキャリアの状況や自分の気持ちが変わることはよくあります。つまり、「入籍・結婚する」というタイミングで、今悩んで不安を抱えているすべての要素が打ち消されている必要はありません。

「全部が解決されていなければ」と思い込むと、悩むだけで何も進まなくなります。すべての課題は「できることから進める」を意識しないと、ただリソースをとられて消耗するだけです。

女性は「発生していない未来の不安」で悩む傾向が強い

女性は起きてもいないことを心配し、不安になることが多いです。たとえば、管理職に推薦されたり、転職オファーがきたりしたときに「仕事量が増えるし、時短にしても家事と育児との両立は難しいだろう」などと未来に不安を覚えて断ってしまう。今、まだ結婚もしていないし、子どもも産んでないのにです。思い当たることがありませんか?

女性が現実的で、かつ「結婚か仕事か」「育児か仕事か」などの二者択一をする場面が想像しやすいためですが、発生するかわからない不確定な未来について悩んでも、結論は出ません。また、不安を軸にした判断は、選択を誤る可能性が高いため避けるべきです。

キャリア、結婚、出産。女性の人生は分岐路が多いが「女性」だけの問題ではない

大前提として、「結婚」は2人ですることです。ひとりではできません。「結婚か仕事か」で悩み「出産」からの逆引きでプランを考えるのは、「女性の仕事」ではなく、パートナーと考えるべき事柄です。

今、遠距離恋愛で「どちらも仕事を続けていきたい」という点で競合しています。これをクリアするためには、お互い話し合い、妥協点を見つけるか、新たな選択肢を見つけるしかありません。

ただし、上記を進める上で、「女性だから」という理由でさまざまな困難を相談者さんがすべて被る必要はありません。もちろん、自分が納得でき、「キャリアは彼と一緒にいることに比べれば瑣末な問題だ」と心から思えるならば、仕事を手放す選択をとればいいです。

問題点を把握し、どう解決するかの青写真は必要ですが、最初に述べたように「結婚」というタイミングですべての問題への道筋がついている必要はありません。多くの観点があり、正解もわからないため悩みやすい問題ではありますが、悩んだら「解決できる粒から解決する」を合言葉に進めてください。

POINT.

・現在抱える「結婚」のための悩みをすべて解決する必要はない
・確定していない未来で過剰に不安になると、物事は進まなくなる
・結婚は2人ですること。全部を「女性だから」と自分で抱えない

(文:ぱぴこ、イラスト:黒猫まな子)

>「お仕事ハック」バックナンバーはこちら

お役立ち情報[PR]