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「目が綺麗な女性」はモテる!? 綺麗な目の特徴&アイメイクのコツ

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

ファナティック

専門家に聞いた「綺麗な目を作るアイメイクのコツ」

目を綺麗に見せたいなら、アイメイクを工夫することも大切です。美容研究家・カラーアナリストの西田美穂さんに、綺麗な目を作るアイメイクのコツを聞いてみました。

「綺麗な目」の条件とは?

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美容業界でよく言われている「綺麗な目の条件」は、以下の4つです。

・目の縦横比「縦幅:横幅=1:3」
・白目と黒目の幅の比率「白目:黒目:白目=1:2:1」
・白目が澄んでいる
・涙袋がふっくらとしている

まずはご自身の目の比率がどれくらいか、写真を撮ってチェックしましょう。それにより、目の大きさを縦横どちらに広げたいのか、がキーポイントとなります。

綺麗な目をつくる「アイシャドウのコツ」

アイシャドウの色の選び方

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アイシャドウは瞳の色に合わせると、調和がとれて美しく見えると言われています。これはパーソナルカラーの考え方ですが、人は「調和」を美しいと感じるのです。

黒目の、瞳孔のまわりを「虹彩(こうさい)」と言います。この部分の色をよく見てみましょう。実際塗った発色の感じにもよりますが、それぞれ似合う色は以下になります。

・【虹彩】黄色っぽい茶色
⇒【アイシャドウ】暖色系、ゴールド系

・【虹彩】黄みがあまりない茶色
⇒【アイシャドウ】寒色系、シルバー系

・【虹彩】黒色
⇒【アイシャドウ】グレイッシュ系

アイシャドウを塗るときのコツ

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<目に縦幅がほしい方>

マットな質感のもので、大人っぽく仕上げましょう。アイシャドウを筆にとり、目の際からジグザクと縦に伸ばしていきます。同じ色を二重の幅に重ね、黒目の下にも細く入れて影をつけて、縦にポイントをつけるイメージです。

<目に横幅がほしい方>

パール感があるもので、軽やかに仕上げましょう。ライトカラーのアイシャドウを筆または指にとり、アイホール全体に広げます。

次に、締め色を目尻から目の中央に向かって伸ばし、目尻の下にも同様に影をつけましょう。また、目頭の「く」の部分にライトカラーをちょこんと乗せて、横のラインに光を集めます。

◎もっとウルウルに! 「涙袋」の作り方

「涙袋」は、別名「ホルモンタンク」です。涙袋がふっくらとしていると、目が大きく見える、やさしく見える、なによりかわいく見えると、女子には憧れの部位。涙袋がない人でも、メイクで作ることができます。

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(1)アイシャドウの色を選ぶ

明るいベージュ系の色で、パール感のあるものを選ぶのがポイントです。落ちにくさでいうとリキッドタイプがオススメですが、まずはお手持ちのアイシャドウパレットの中に入っている色でもOK。真っ白な色は肌から浮いてしまうので、肌なじみの良い色を選びましょう。

(2)ベージュシャドウを入れる

下まぶたにベージュのアイシャドウを乗せます。目頭から黒目の下が4mm程度の幅、目尻に向かってだんだん細くなるよう入れましょう。

(3)ブラウンシャドウを入れる

さらに自然なふっくら感を出したい場合は、(2)で入れた箇所のすぐ下に、マットなブラウンカラーをごく薄く細く入れます。アイブロウペンシルでも代用可。引いた線は、綿棒でぼかしてなじませましょう。陰影ができて、膨らみが強調されます。

綺麗な目をつくる「アイラインのコツ」

アイライナーの色の選び方

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ここでも、自分の目の虹彩を確認します。虹彩の明るさにアイライナーの色を合わせると、トーンのバランスが整って、綺麗に見えるでしょう。

・【虹彩】どちらかというと明るい色
⇒【アイライナー】ブラウン

・【虹彩】どちらかというと暗い色
⇒【アイライナー】ブラック

また、目のお悩み別に以下の選び方もあります。

・【お悩み】白目の充血や黄ばみが気になる
⇒【アイライナー】ネイビー

ブルー系の色は、近くにある色に透明感を引き出し、白く見せてくれます。ネイビーでも効果があるので、お疲れ目の方にはおすすめです。

・【お悩み】なるべく目を大きく見せたい
⇒【アイライナー】ホワイト

ホワイトは、下まぶたのキワの部分に塗ると、白目が大きく見えると言われています。どちらかというと縦幅がほしい方に効果的です。

アイラインを引くときのコツ

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<目に縦幅がほしい方>

ペンシルタイプのアイライナーで、ソフトに太めのラインを入れましょう。目の中央に向けて太くなるように、目尻から中央、目頭から中央、という順に動かし、真ん中でつなげます。崩れ防止に、綿棒で軽くなぞってぼかしましょう。

そして黒目の下だけ、まつげを埋めるようにラインを入れ、縦方向に黒目の印象を強めます。

<目に横幅がほしい方>

リキッドタイプのアイライナーで、シャープなラインを入れましょう。まずは、上まぶたを上に引っ張り、まつげの間を埋めるように細かく筆を動かしていきます。端までしっかりと。

次に、まつげの上に1mmくらい目頭から目尻に向かってラインを入れていきます。そして目尻から8mm程度を終点とし、水平にすっと引き抜きます。このとき、目尻の上部を斜め上に引っ張っておくと綺麗に引けますよ。まぶたがかぶってラインが見えなくなってしまう方は、目の中央から目尻のラインを書き足しましょう。

綺麗な目をつくる「マスカラのコツ」

マスカラの色の選び方

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色の選び方は、アイライナーと同様です。

・【虹彩】どちらかというと明るい色
⇒【マスカラ】ブラウン

・【虹彩】どちらかというと暗い色
⇒【マスカラ】ブラック

・【お悩み】白目の充血や黄ばみが気になる
⇒【アイライナー】ネイビー

上まつげはブラウンまたはブラック、下まつげはネイビー、という組み合わせもアリです。さりげなく透明感を上げることができるでしょう。

マスカラを塗るときのコツ

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<目に縦幅がほしい方>

まずは、ビューラーで根元からまつげを立ち上げましょう。そしてボリュームが出るタイプのマスカラを根元中心に塗り、土台を作ります。

次に、繊維入りのロングタイプのマスカラを上へ上へと塗ります。このとき、鏡をテーブルの上に置き、目線だけ覗き込むような形にすると、まつげが上がりやすくなります。

下まつげは、ロングタイプのマスカラを全体に塗り、黒目の下部分が特に長くなるように重ね塗りします。マスカラの先を縦に使って、下に伸ばしましょう。

<目に横幅がほしい方>

まずはビューラーで全体を軽く立ち上げ、目尻の根元だけもう一度上げておきます。マスカラは、繊維入りのロングタイプを使い、全体にさっと塗ります。

そして、目尻部分だけ重ね塗りをします。片手で目尻上部を斜め上に引っ張り、ブラシを根元に当てて3秒。外側に向かってブラシを抜き、さらに毛先をとくように長さを出していきます。目尻側に重さと長さが出ればOKです。

次ページ:まとめ

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