【夫と妻のちがい】結婚前に相手の貯金額って知ってた?
結婚するにあたって、知っておきたい情報はたくさんありますが、中でもパートナーの貯金がいくらあるのか知りたいという人も多いのではないでしょうか。聞きたいけれどなかなか聞き出せないこの情報を、結婚する前に知っていた人はどのくらいいるのでしょう。既婚の男女にパートナーの貯金額を把握していたのか、実情を聞いてみました。
Q.結婚前にパートナーの貯金額を把握していましたか? 自分に近いと思うものをお選びください。
【既婚男性】
ばっちり把握していた 8.6%
だいたい把握していた 26.4%
ちょっとだけ把握していた 16.6%
把握していなかった 48.4%
【既婚女性】
ばっちり把握していた 14.0%
だいたい把握していた 28.0%
ちょっとだけ把握していた 19.8%
把握していなかった 38.2%
男女とも、把握していなかった人の割合が多い一方、若干ですが女性のほうがしっかりと把握している傾向があるようです。男女別に理由を見てみましょう。
【夫の回答】
■人のお金に興味はない
・「把握していなかった/お互いに干渉しないようにしていたため」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「把握していなかった/把握する必要はないと思う。結婚しても財布を1つにする必要はない」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
まだ結婚もしていない他人のお金に興味はないという意見です。秘密主義の男性は意外にも多いもの。結婚することが決まっても、あえて貯金額を開示する必要はないと考える男性もいるようです。
■避けては通れない問題もある
・「だいたい把握していた/結婚式をあげるにあたり、式場の目処をつけるため」(35歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「だいたい把握していた/結婚資金を二人で出し合うために相手の貯金額を知った」(34歳/医薬品・化粧品/技術職)
とはいえ、結婚するとなれば現実的にお金の問題が出てきます。結婚式も新居を構えるのもすべてお金がかかること。上限額を設定するためにも、自分がどこまで出せるかくらいの情報は伝えなければならないこともあるでしょう。
【妻の回答】
■真実を知らない怖さがここにある
・「把握していなかった/聞くに聞けなかった。きっと持っていないと確信していたので聞くのが怖い」(32歳/その他/その他)
・「把握していなかった/聞いた事を鵜呑みにしていたが、実は返済中のローンがあった。目視で確認するべきだったと反省している」(28歳/その他/その他)
人の懐事情は確かめてみなければわからないもの。臆測で不安になっても仕方ありません。ですがもし、確認したところでうそをつかれたらその確認は意味のないものになってしまいます。真実を知らないのは恐ろしいことなのかもしれません。
■2人でがんばるための情報開示
・「ばっちり把握していた/ほぼ貯金がなかったので、結婚に向けて一緒に貯めていたから」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「ちょっとだけ把握していた/もともと貯金はゼロだった。むしろマイナスからのスタートだったので」(28歳/その他/その他)
もしもお金に余裕がなく、2人でこれから資産を形成していこうとする場合は、現状を把握するために貯金額を開示する必要があることも。現実を受け止めることで、目標もはっきりしてきますね。
まとめ
唐突に「ところで貯金額はいくら?」と聞くのはなかなか難しいかもしれませんが、結婚準備の段階でうすうす気づくことは多々あるようです。男性は必要に迫られなければ知らなくていいと考えている人が多く、女性は結婚するからにはお互いの資産を知っておくことはとても大事だと考えるようです。この感覚の違いが、結婚前の不穏な空気の一因となることもありますが、疑惑と不安を持ったまま結婚して後悔することだけは避けたいですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数207件(25歳~35歳の働く女性)、197件(25~35歳の働く男性)
※この記事は2016年09月23日に公開されたものです