【妻と夫のちがい】結婚前に相手の年収って把握してた?
本当は結婚する前にパートナーの懐事情を知っておきたい、けれど正々堂々と聞く勇気はない、そんな葛藤で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。デリケートな話題なだけに、「みんなも知らないまま結婚しているの?」と疑問に思う人もいるでしょう。結婚前にパートナーの年収を把握していたか否かを、既婚の男女に聞いてみました。
Q.結婚前にパートナーの年収額を把握していましたか? 自分に近いと思うものをお選びください。
【既婚男性】
ばっちり把握していた 16.7%
だいたい把握していた 32.8%
ちょっとだけ把握していた 16.7%
把握していなかった 33.8%
【既婚女性】
ばっちり把握していた 18.4%
だいたい把握していた 37.7%
ちょっとだけ把握していた 22.2%
把握していなかった 21.7%
若干ではありますが、女性のほうが把握していた人の割合が多い結果となりました。理由やエピソードを男女別に見てみましょう。
【夫の回答】
■聞く気も聞く必要もなし
・「把握していなかった/年収を気にしてもしょうがない業種での同業者だから、変動するのも分かっていた」(33歳/不動産/営業職)
・「把握していなかった/特に興味がなかったし、自分の収入だけでも生活できると思っていたから」(34歳/自動車関連/その他)
そもそも恋人の年収はそれほど気にならないという意見です。実際に結婚を考えているのであれば、今更収入のことを気にしていても仕方がないことも事実。結婚後は2人でがんばっていくほかないという覚悟があるのかもしれませんね。
■より幸せな結婚のために
・「だいたい把握していた/結婚資金を貯めるのに、月にどれくらい貯金するのか知るためにパートナーの収入を知った」(34歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「だいたい把握していた/結婚する前にお互いの給与明細も見せ合った」(30歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
より理想に近い結婚生活をスタートさせるためには、ある程度の資金が必要になります。2人で結婚に向かって進んでいくときに、現状を把握しておくことはモチベーションにもつながるでしょう。
【妻の回答】
■知りたくても聞けない
・「把握していなかった/聞いてもはぐらかされたり、怒られたりした」(32歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「把握していなかった/聞けなかった。なんとなく。でも仕事好きだと言ってたから大丈夫と思った」(28歳/その他/その他)
本当は知りたいのに、怖くて聞くことができなかったという女性も多いようです。特に彼がその件に関してそっけない態度だと、無理やり聞き出すのも気が引けますよね。その場合は、モヤモヤしたまま結婚することにもなりかねません。
■思いがけないことがきっかけに
・「ばっちり把握していた/結婚前に家を借りたので、家を借りるとき、お互いの年収を書かされたので、そのときに知った」(33歳/その他/その他)
・「だいたい把握していた/出会ったきっかけが職場だったので、ある程度知っていたし、付き合っているときから給与明細はよく見せてくれていたから」(28歳/その他/その他)
相手が話すつもりはなくても、何気ないきっかけから相手の年収を知ることになったというエピソードも。距離感が近くなれば、無理をしなくても相手のことが少しずつ見えてくるものなのかもしれません。
まとめ
男性よりは女性のほうがパートナーの年収を知りたいと考える人が多いようですが、実際に暮らしていくとなれば大事なのは年収よりも収支のバランス。どれだけ稼いでいても無駄遣いが多い人であれば、お金は瞬く間になくなってしまいます。年収にこだわるよりも相手のお金の使い方を見る方が賢明かもしれませんね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数207件(25歳~35歳の働く女性)、197件(25~35歳の働く男性)
※この記事は2016年09月20日に公開されたものです